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モバイル検索のトップニュースAMPカルーセルは、複数サイトからのニュース記事が混ざって掲載されます。
しかしGoogleは、サイト専用のニュースAMPカルーセルの提供を始めました。
Googleパブリッシャーにとっては、検索結果での露出アップのチャンスになりそうです。
サイト専用のニュースAMPカルーセル
こちらは今日の早朝の「トランプ」のモバイル検索結果です。
トップニュースのAMPカルーセルが通常のオーガニック検索結果の上に表示されます。
AFPBB News と 朝日新聞デジタルの記事が見えています。
左方向にフリックすれば、その他のニュースサイトの記事も出てきます。
説明するまでもなく、もうおなじみですね。
検索結果をそのまま下にスクロールすると、今度はZAKZAK専用のニュースカルーセルが出てきます。
ZAKZAKはAMP対応しているのでAMPカルーセルになっています。
ZAKZAKのすぐ下には、今度は、東洋経済オンライン専用のニュースカルーセルが出てきます。
こちらもAMPカルーセルです。
host-specific AMPカルーセル は露出アップのチャンスになるか
サイト専用のカルーセルに対しては、”host-specific”(ホスト スペシフィック) という用語をGoogleは使用しています。
レシピとレストラン、ホテルのAMPカルーセルは導入時に host-specific カルーセルが用いられていました。
一方で、ニュースの host-specific AMPカルーセルが登場したのは、僕が知る限りでは、最近のはずです。
米Google (google.com) のモバイル検索では、トップニュースのAMPカルーセルに加えて、host-specificのAMPカルーセルが3つも4つも出てくることもしばしばです。
トップニュースAMPカルーセルと host-specific AMPカルーセルの両方に掲載される記事もあります。
サイトのジャンルによってはAMP対応していると、モバイル検索での露出を増やすチャンスになりそうです(日本では、host-specific のAMPカルーセルは今のところニュース系だけのようですが)。