[レベル: 上級]
そのコンテンツを作成したのは誰なのか、そしてその人物がどんな存在なのかを Google はどのようにして認識しているのでしょうか?
プロフィールページで自分を明かす
コンテンツ著者を Google はどのようにして認識するのかに関して John Mueller(ジョン・ミューラー)氏はオフィスアワーで次のように説明しました。
コンテンツを作った人が誰なのか、その人はどういった存在なのかを私たちのシステムは認識しようとする。いくつかの異なる要因に基づいて認識しており、たとえばプロフィールページへのリンクやそのページにある視覚要素などだ。
ミューラー氏はこのように説明したうえで、著者に関するすべての情報が載っているプロフィールページへ(各記事から)リンクすることを推奨しています。
プロフィールページは、ウェブに存在するその人の情報を集約する場所の役割を果たすようにします。
ほかのサイトでも記事を書いているならそのサイトのプロフィールページへのリンクを貼り、Twitter や Facebook などのソーシャルメディアのプロフィールページへも掲載します。
いわば、自分の関連情報がどこにあるかを集めた “ハブ ページ” です。
ハブ ページとしての役割を果たすプロフィールページへ各記事からリンクすることによって、その記事を書いたのが誰で、どんな人なのかを Google は認識しやすくなります。
専門家であることを証明するプロフィールページを作る
その分野の専門家であることを示すプロフィールページは、コア アップデートや Product Review Update(プロダクト レビュー アップデート)でも重要になってくると考えられます。
たとえばこちらはプロダクト レビュー アップデートで評価を上げたと思われるサイトです。
セキュリティ関連の製品やサービスを詳細に紹介するサイトです。
記事の先頭には著者がサムネイル画像付きで載っています。
名前は詳細プロフィールページへリンクしてます。
編集長のプロフィールページは次のような体裁です。
次の情報を掲載しています。
- (セキュリティ専門家としての)経歴
- 写真
- 執筆した記事
- ソーシャルメディアへのリンク
このプロフィールページを見れば、記事を書いた人がどういったなのかがわかります。
人間が見て専門性・権威性・信頼性を認識できるように構成することが、検索エンジンにも認識させることに役立ちます。
ウェブに散らばる情報を集約したプロフィールページを作成しそのプロフィールページへ各コンテンツからリンクすることで、Google にそのコンテンツを作成したのはあなたであり、あなたがどんな人物なのかを証明しましょう。