Hタグ(見出しタグ)はどのくらいSEOに重要なのか

Off-page Optimization(内的SEO)の定番は、Titleタグです。
Titleタグに、キーワードを入れるのは誰しもがやっていることでしょう。

SEOにTitleタグが重要なのは、特に異論はないでしょう。

次に大切なのは、見出しタグのH1,H2,H3・・・、でしょうか。

では、HタグもSEOに重要なのでしょうか?

どうやらHタグは、altタグのようにランキングを上げるための要素としては、すでに役に立たなくなっているようです。

High Rankings ForumでHタグの重要度についてのスレッドが立ち上がっています。

モデレータのchrishirst氏のレスです。

I can definitely confirm that it is ….
… somewhere between none and some.

“確実に断言できる・・・、(Hタグの効果は)ゼロか幾ばくかの間だと。”
※()内は補足

別のモデレータのRandy氏のレスです。

You’d probably be amazed.

“(Hタグを取り除いても検索順位に変化がなくて)ビックリするだろう。”
※()内は補足

多くのレスが付いているわけではありませんが、Hタグが目に見えるSEO効果があるというコメントは出ていません。

Hタグが検索順位に影響を与えない、あるいは与えるにしても最低限なのは、もっともなことかもしれません。

ちょっとでもSEOをかじったサイト管理者ならば、Hタグにキーワードを入れるでしょう。
スパマーは、Hタグにキーワードをそれこそ詰め込むでしょう。

サーチエンジンが、乱用された特徴を評価対象から除外するのは、過去の歴史から見ても明らかです。

今となっては、Hタグは、閲覧者がコンテンツが何について書かれているか一目で判断できるようにするための「見出し」という、本来の目的にそって使うのがふさわしいようです。

ページの最上部に、CSSで小さく背景と同系色にしたH1タグで、キーワードを羅列するページをよく見かけますが、もはや意味なしの時代になっているの可能性が高いですね。

P.S.
「SEOにHタグが無意味だ」と断定しているわけではありません。
Hタグを取り除いたら検索順位がどうなるかは簡単にテストできることなので、ぜひ自分で試してみてください。