この海外SEOブログを読んでくれている読者の多くは、Google AdSenseで収益を得ていると思います。
Google AdSenseで表示される広告は、Google AdWordsの広告主が出稿した広告です。
1クリックごとに課金され、Googleに広告代を支払います。
そして、Googleはそのうちの何割かを、アドセンス広告の発行者に報酬として支払います。
これは、ご存知のとおりです。
それでは、広告主がGoogleに支払った広告料金のいったい何割くらいが、AdSense発行者に分配されるのでしょう?
先日発表されたGoogleの2008年1-3月期の決算の公表データを元に、WebmastarWorldのメンバーがはじき出してくれました。
※Google, Incの決算データは、SEO塾ブログで解説されています。
データから算出すると、Googleが21%、アドセンス発行者が79%を得ていることになります。
自分たちの懐に入れる取り分は、発行者より少ない計算結果です。
僕たちの方が多いんですね。
AdSenseには、Premium publisher(プレミアム発行者)、Special partner(特別パートナー)とような契約者がいるらしいので、この数字がそっくりそのまますべての発行者に当てはまるわけではないようですが、少なくとも半分以上は僕たちに回していると言えるでしょう。
直近の過去数回の決算データでも、だいたい75%?79%は、発行者に回しているとのこと。
「厳しい」「冷たい」「心がない」と悪口をたたかれるGoogle AdSenseですが(そう思うのは僕だけ?)、気前はいいと、僕は感じます。
それとも、もっと与えてくれてもいいと思いますか?