今日はGoogle Analyticsで目標設定やeコマーストラッキングを有効にしているサイト管理者に便利なTIPSを紹介します。
ランディングページ(開始閲覧ページ)ごとのコンバージョンのデータやeコマーストラッキングのデータを調べる方法です。
「Google Analyticsの『コンバージョン』メニューで見ればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、「コンバージョン」ではランディングページでセグメント分けできないんです。
実は意外な場所からランディングページごとのコンバージョンデータを知ることができます。
「地図上のデータ表示」です。
ナビゲーションメニューから、「ユーザー」 ⇒ 「地図上のデータ表示」と進んで「ディメンション」で「開始閲覧ページ」を選択します。
するとあら不思議、目標セットやeコマースのタブでランディングページごとのデータが見れるではないですか。
※注:擬似的にeコマースサイトに仕立てて取得したデータで本当に14万円を儲けているわけでありません(笑)
詳細なデータを分析するには「カスタムレポート」を使うのが適切でしょう。
でもこの記事で紹介した方法を使えば、とても手軽にランディングページごとのコンバージョンデータを調べることができます。
どのページから入ってきたユーザーが高い率でコンバージョンに至っているのか知ることでアクセスを集めるべきページが分かるかもしれないし、反対に流入は多いのにコンバージョンに寄与していないページが見つかるかもしれません。
カスタムレポートを作るのが面倒あるいは作れないというeコマースサイトの管理者は(それはそれで問題ですが)、ぜひ利用してみてください。