[レベル: 初級]
この記事では、先日導入された Google のハッシュタグ検索からのトラフィックを Search Console の検索パフォーマンスレポートで計測する方法を紹介します。
X に投稿したところ、たくさんの人が興味を持ったようなのでブログでも取り上げます。
(例外もあるけれど)、Search Consoleでは [#] が付いたクエリがハッシュタグ検索で間違いなさそう。
ロールアウトが始まったと思われる時期と一致してる。https://t.co/m8Zr5xyfaO https://t.co/UkUDG7SSCS pic.twitter.com/DUecGsDRry— Kenichi Suzuki💫鈴木謙一 (@suzukik) June 28, 2024
検索キーワードを「#」でフィルタリングするだけ
検索パフォーマンスでハッシュタグ検索を計測する方法はいたってシンプルです。
検索キーワードのフィルタで、「次を含むクエリ」に「#」を指定するだけです。
📝すずきメモ:半角の # でも全角の # でもどちらでもいい
# をクエリに含む検索トラフィックに絞り込まれます。
僕のブログの過去 3 か月間のレポートですが、前半にもわずかながら # を含んだトラフィックが計測されています。
これは、Chrome に実装されているテキスト フラグメント機能に関連する検索です。
ハッシュタグ検索とは無関係です。
「#seo」のクエリにさらに絞り込んでみます。
5 月 22 日から明確な検索トラフィックが発生しています。
ハッシュタグ検索が公式に発表されたのは 6 月 19 日ですが、リリース自体は 5 月 22 日かその辺りです。
タイミングが一致しています。
このように、「#」でフィルタすればハッシュタグ検索のトラフィックの状況を調べられます。
あなたもさっそく調べてみましょう。
ハッシュタグを除いたクエリのトラフィックが増えているかも
ここはオマケです。
ハッシュタグ検索からのトラフィックを確認できたら、そのクエリから # を取り除いたクエリでも検索パフォーマンスを調べてみてください。
たとえば、「#SEO」でのハッシュタグ検索トラフィックが発生していたら「SEO」のクエリでもフィルタします。
クエリによっては、通常のウェブ検索結果にハッシュタグ検索の結果が差し込まれます。
通常なら 1 ページ目に表示されることのない競争の激しいクエリでも、ハッシュタグ検索に入り込むことで上位表示できていることがありえます。
ここからのトラフィックが発生していたらラッキーです。
僕のブログは「google」の検索で差し込まれた「#google」ハッシュタグ検索結果のせいで、インプレッションが膨大に増えました。
もっとも、当然ながらクリックはありません。笑
#SEO #Google #SearchConsole #検索パフォーマンス #ハッシュタグ検索