W3C(World Wide Web Consortium)で、2008/1/22にHTMLのバージョン5のワーキングドラフト(草稿)が公開されました。
現在のHTMLのバージョンは、4.01。
メジャーバージョンアップデートになります。
ドラフトなのでこれがそのまま採用されるわけではありませんが、ひとつ注目したいのは「nofollow」属性が、リンクの属性として仕様に盛り込まれたことです。
もともと、nofollowはMETAタグで用いられる属性値だったのですが、Googleをはじめとしたいくつかのサーチエンジンが、独自にaタグとともにrel=”nofollow”として認識するようになりました。
時代の流れを感じさせます。
HTML5について、賢威の作者、松尾さんから次のようなコメントをいただきました。
実は、「XHTML1.0」以外に「XHTML1.1」、さらには「XHTML2.0」などもあるのですが、イマイチ普及していないようです。
「XHTML2.0」はまだ実用段階ではないと思われるのですが、XHTML2.0では「<h1>タグ」や「<h2>タグ」が無くなっています。
すべての見だしたタグが<h>タグになり、<section>タグというものを使って強弱関係を記述します。
また、<br />タグなども無くなっていますので、もしXHTML2.0が主流になると、世の中のソースはとんでもないことになりそうです(^^;)
HTML5は2010年以降になりそうですね。
どちらにしても、Web制作業を営むものとしては、現在のソースを楽に移行できる形態がありがたいです(笑)
プロのウェブデザイナーらしい発言ですね。
松尾さんはSEOコンサルタントでもあり、京都のSEOコンサルタント松尾茂起のブログは、独自の視点からSEOを斬っていてなかなか面白いですよ。