[レベル: 中級]
HTTPS レポートが Search Console で利用できるようになりました。
HTTPS レポートは名前が示すように、HTTPS で配信できているページと配信できていないページの状態をレポートします。
エクスペリエンス レポートに HTTPS が追加
HTTPS レポートは、エクスペリエンス系のレポートに追加されました。
レポートの形式は、Search Console のほかのレポートと共通です。
まず、HTTPS で配信できているページとできていないページの数の推移がグラフで表示されます。
HTTPS で配信されていないページが検出された場合にはその理由を提示します。
各項目をクリック/タップすれば具体的な URL を調べられます。
問題を解決した後は「修正を検証」で再クロールをリクエストできます。
こうした操作も、Search Console のほかのレポートと同じです。
管理サイトの HTTPS 配信状況を確認しよう
HTTPS は、ページ エクスペリエンス シグナルの 1 つであり、(軽微ですが)ランキングにも影響してきます。
ブラウザによっては安全ではないとして警告が出てくることもあります。
HTTPS で配信できていないとして HTTPS レポートが検出する原因は次のとおりです。
- HTTP が正規化タグでマークされている
- HTTPS の証明書が無効である
- サイトマップが HTTP を参照している
- HTTPS にリダイレクトが設定されている
- HTTPS URL へのアクセスがロボットによりブロックされました
- HTTPS が評価されていません
それぞれの問題の詳細と解決方法はヘルプ記事で参照できます。
HTTPS レポートは徐々に展開しています。
ひょっとしたら、まだ見られない人がいるかもしれません。
すでに、利用できる人は管理サイトの HTTPS 配信状況を確認しましょう。
もし問題が検出されていたら対処が必要です。