海外SEO情報ブログの読者のみなさんへ
この記事が2012年の最後の投稿になります。
今年も1年間ご訪問ありがとうございました。
数えたところ、この記事を含めて今年は全部でちょうど300記事を投稿したことになります。
我ながら実にたくさん書きました。
そこで、自分のなかでインパクトが特に大きかった記事を7つと番外編として2記事を紹介して2012年を締めくくらせていただきます。
海外SEO情報ブログの2012年の記事ベスト5+2
1. 最低2秒、目指すは1秒以内。ウェブサイトを高速化するためのTIPS at #SMX Advanced Seattle 2012
米シアトルでのSMX Advancedに参加した際のセッションレポートです。
僕のブログでは歴代1位のはてブを獲得しました。
セッションスピーカーのJonathon Colman氏にも翻訳して紹介したことをとても喜んでもらえました。
2. 2012年7月18日、パンダアップデートが日本語にも遂に導入。一部で大きな順位変動あり。
待ちに待ったパンダアップデートがようやく日本語にも導入されました。
導入以来ずっと追い続けてきにもかかわらず日本語は見送りかなとも半分諦めかけていたなかでの発表だったので感慨深いものがあります。
予想(期待)していたほどの強烈なランンキング変動を起こすことなかったのですがそれでも僕のなかでは非常に大きなニュースでした。
3. Google、「ペンギン・アップデート」を実行。ウェブスパム/SEOスパム対策をさらに強化
パンダより一足先にやってきたペンギンは超劇的なデビューを果たしましたね。
不自然リンクの警告と相まって自作リンクと有料リンクに頼っていたサイトをメッタ斬りにしました。
Googleの対スパムの取り締まり強化は来年も続くことでしょう。
4. リンクを無効化する「リンクの否認」ツールをGoogleが公開、よくありそうな13個の疑問に答えてみる from #PubCon Las Vegas 2012
米ラスベガスでのPubConでMatt Cuttsが発表したのを目の前で聞いていました。
キーノートスピーチの始まりに「新しいツールを今日は紹介する」と言ったのを聞いてひょっとしたらと思ったところ案の定でした。
このツールを使ってのリカバリ事例もぼちぼち出始めています。
5. スマートフォン向けサイトにはレスポンシブ・ウェブデザインを推奨、Googleが公開したスマホサイトの最適化 at #SMX Advanced Seattle 2012
1位と同じくSMX Advancedでのセッションレポートです。
ある程度は予想できたとはいえ、スマートフォンのシェアがここまで急激に伸びることを当てられた人はどのくらいいたでしょうか。
増え続けるスマートフォン向けサイトを正しく理解しようとGoogleが推奨構成を提案してきました。
6. 特定のキーワードに対して最適化することが今のSEOではない。2013年のSEOに向けてあなたが準備しなければならないこと
「ビッグキーワードで上位表示」を狙うSEOから脱却して今後あるべきSEOの姿を米国のSEOコンサルタントが語った記事です。
ものすごく心に響いたのでブログ読者のあなたにも知ってほしくて、コンテンツ作者のジルさんに頼んで日本語訳の掲載許可をもらいました。
2013年はこの記事に書かれていることを常に念頭に置いてSEOを実践しましょう。
7. Google、ナレッジグラフ (KnowledgeGraph) を日本語にも導入
エンティティを理解するナレッジグラフが日本語でも利用可能になりました。
今のところ検索にさほど大きな影響を与えるものではありません。
しかしGoogleが目指すセマンティック検索へ大きく前進したことは確かです。
検索の概念を根本からひっくり返す可能性を秘めていて2013年にどんな発展を遂げるか個人的に非常に注目しています。
番外編1. 【祝】2,000記事達成!
今年は2,000記事を達成しました。
1つの通過点として来年も書き続けていきます。
番外編2. Web担 2012年のスーパー人気記事、一気50位まで大公開!
Web担当者Forumが、2012年に公開したコンテンツのなかから人気の高かった記事を50個発表しています。
僕が執筆する「海外&国内SEO情報ウォッチ」からは2記事がベスト10入りを果たしました。
50位以内にはあと4記事が入っています。
来年は打倒「Webマーケッター瞳」です。w
手を抜いて書いた記事は1つもないのですべての記事を紹介したいのですがさすがにそれは無理ですよね。
来年も、あなたと僕の両方にとって役立つ情報が得られるコンテンツを配信していきます。
それではよいお年を!
P.S.
2013年は1月3日か4日に更新を再開する予定です。