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Google アナリティクスの管理者である場合、自動的にそのサイトが Search Console に登録されるようになります。
言い換えると、Google アナリティクス の管理権限を所有していれば、Search Console での所有者確認の操作は不要です。
今後数か月にわたってこの変更が適用されていきます。
GA を管理していれば手動での SC 登録が不要に
現状でも、Google アナリティクスのトラッキングコードを利用して Search Console でのサイトの所有者確認が可能です。
しかしそれでも、「Google アナリティクス トラッキング コード」を確認方法に選択して手動での確認作業が必要になります。
今後は、Google アナリティクスの管理権限があれば何もする必要はありません。
自動的に Search Console に登録されます(正確には、ウェブ プロパティの「編集」権限を有しているユーザーに適用。また、トラッキングコードの要件などは現状のルールが適用される。)。
僕のブログの読者には、Search Console の登録などは “朝飯前” でしょう。
それでも、手間が省けるのは楽になります。
それに Search Console に登録していなくても Google アナリティクスの管理ユーザーには、重要な通知、たとえばクロールエラーやハッキング、手動対策など警告が届きます。
問題の発見と解決により素速く対処できます。
Google アナリティクスを複数人で管理しているなら情報共有も円滑になりそうです。
もっとも Google アナリティクスの管理ユーザーにはなっているけれど、実質的には関与していないサイトもあるでしょう。
そういったケースでは、当該サイトのプロパティを Search Console で削除すれば Search Console の所有者ではなくなります(所有者に再度なりたければ、手動でトラッキングコード確認すればいい)。
大きな組織で、Google アナリティクスの管理が必ずしも Search Console の管理を兼務していない状況では、Search Console に自動で登録されるようになることを関係者に事前に知らせておいたほうがいいかもしれませんね。