[対象: 初級]
Googleは、一般公開版の削除リクエストツールを改善しました。
削除リクエストの送信の仕方が以前よりもわかりやすくなっています。
削除リクエストツールを使うと、検索結果に出てくる古いコンテンツの削除を依頼できます。
2種類の削除リクエストがあります。
- ページ全体を検索結果から削除する
- 検索結果に表示される古いキャッシュやスニペットを削除する
ページ全体を検索結果から削除する
削除リクエストツールを使うと、ページ全体(URL)を検索結果から削除することができます。
ページ全体を削除するためには、削除対象となるURLが以下のいずれかの条件を満たしていなければなりません。
- 403または404、410のHTTPステータスコードを返す
- noindex robots meta タグがそのページに記述されている
- robots.txtでブロックされている
上のどれかに当てはまれば、検索結果に表示される正確なURLを指定することで検索結果からの早急な削除を申請できます。
検索結果に表示されるページのURLの調べ方の詳細手順はヘルプで確認してください。
検索結果に表示される古いキャッシュやスニペットを削除する
こちらは、ページ全体を検索結果から削除するのではなく検索結果の最新の状態への更新です。
ページのコンテンツが変わったにもかかわらずキャッシュやスニペットが古い状態で表示されるときに、現在の状態を反映させるように更新を申請できます。
対象となるURLとともに、すでに存在しないのに検索結果に表示される単語(キーワード)を指定します。
キャッシュとスニペットの削除リクエストの詳細はヘルプで確認してください。
ページやコンテンツの削除全体の詳細はヘルプで確認してください。
管理サイトはウェブマスターツールから削除リクエスト
上で説明したコンテンツ削除ツールは、自分が管理していないサイトのURLやコンテンツを検索結果から消したいときに利用します。
自分が管理しているサイトのコンテンツを検索結果から消したいときには、ウェブマスターツール内にあるURL削除ツールを用います。
こちらのほうが、より速く簡単に削除をリクエストできます。
サイト管理者として自分で運用するサイトの管理に使うツールではなく、検索ユーザーとして他人のサイトに自分が望まない情報が載ってしまったときに使うツールですね。
それでも、サイトを管理していると検索についてよく知っている人として頼られることがあるかもしれないので知っておいてもいいでしょう。