[対象: 上級]
新しくなったサイトリンクの検索ボックスの導入を促す招待メッセージが、一部のサイトを対象にウェブマスターツール経由でGoogleから届いているようです。
新サイトリンク検索ボックスに適合したサイトへの通知
通知を受け取ったユーザーの1人がスクリーンショットをGoogle+に公開しています。
前半部分を訳すと次のような感じになります。
あなたのサイトに新しいサイトリンク検索ボックスの準備をしましょう
example.comのウェブマスター 様
Googleのシステムは、新しいサイトリンクの検索ボックスにあなたのサイトが適合していそうなことを検出しました。新しいサイトリンク検索ボックスでは、あなたのサイトの特定のコンテンツにGoogleの検索結果からユーザーが直接アクセスしやすくなります。新しいサイトリンクの検索ボックスをあなたに利用していただくためのお手伝いをしたいと思います。
この後に、実際の設定方法の手順と関連ヘルプへのリンクが書かれています。
昨日あたりから届き始めているようです。
日本でも届いているサイトがあるかもしれません。
メッセージは英語ではないかと僕は推測します。
もし新しいサイトリンクの検索ボックスの適合通知を受け取った読者さんがいたら教えてください。
新しいサイトリンク検索ボックスの補足情報
新しいサイトリンク検索ボックスに関する、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏からの補足情報を2つお伝えしておきます。
サイトリンク検索ボックスのキーワードは取得可能
Googleの検索結果で、新しいサイトリンクの検索ボックスからユーザーが検索したキーワードは通常どおり取得できます。
あなたサイトのページをGoogleの検索結果に表示させた(サイトリンク検索ボックス付きの結果を表示させた)、初めに検索したキーワードは (not provided) になり取得できません。
Googleの検索結果で検索するとはいえ、実質的にはサイト内検索だからですね。
サイトリンク検索ボックスで検索するとあなたのサイトのサイト内検索結果ページヘリダイレクトされます。
ナビゲーショナルクエリで表示
サイトリンクが表示された場合に、新しい検索ボックスは出現します。
サイト名や会社名などそのサイトを名指しして探す、いわゆるナビゲーショナルクエリのときに一般的に、サイトリンクは表示されやすくなります。
先週のWeb担当者Forumコラムでは、GoogleのPierre Far(ピエール・ファー)氏による補足情報をピックアップしています。
こちらも参照してください。
GoogleのMariya Moeva(マリヤ・モエヴァ)さんもGoogle+で補足情報を伝えています。
こちらは、今週のWeb担コラムでピックアップ予定です(僕の解説記事ですでに触れていること)。
【UPDATE】Web担のピックアップにリンク先を更新済み