Googleのデータセンター見学ツアーのビデオに続けて、Google,Matt Cutts(マット・カッツ)氏のビデオをピックアップします。
Matt Cutts氏がウェブマスターの質問に対して回答するおなじみのシリーズです。
タイトルは、”Is eating the same sandwich every day duplicate content?”、「毎日同じサンドイッチを食べるのは複製コンテンツですか?」。
Funnyな質問へ、Funnyな回答を返しています。
「やあマット、僕は毎日ランチに同じサンドイッチを食べてるんだ。Googleに複製コンテンツとしてペナルティを受けるかい?」
「いや、大丈夫」
「この場合canonicalタグは、助けになるかい?」
「いや、肉の世界やサンドイッチの世界では役に立たない。ウェブの世界だけなんだ。」
「ルーベンサンドイッチをおなかいっぱい食べれないんだ」
「頑張れ!ルーベンサンドイッチは体に良くないんじゃないかな。ターキーやハム、BLTも食べたほうがいいと思うよ。おいしいよ。」
「まあそれはいいとして、canonicalタグは正規化を行ってサイトの構成を整えるのに役立つ。毎日ランチに同じサンドイッチを食べるのを、心配しなくていいよ。」
コントのようですが、隠された真の意味は重要だと、WebmaserWorldのアドミニストレータ、tedster氏はコメントしています。
「すべてのページに同じメニューを設置するのは、重複コンテンツを引き起こすのか」、「すべてのページで同じロゴイメージを繰り返すと、重複ペナルティを招いてしまうのか」、いまだによくある質問ですが、そんなことはありません。
重複したコンテンツを同時に表示しないのはペナルティではなく、ユーザーの利便性を考えてのことです。
同じことが書かれているページが、検索結果にずらずらと並んだらうっとおしいですよね。
過去の記事も参照してください。
とはいえ、実際にはコンテンツが異なるのに、重複扱いされるページを作ってしまうことには気をつけましょう。
重複コンテンツとして処理されてしまいSERPに出なくなってしまたら、そのページは存在しないも同然です。