日本人なら.jpドメインでSEO勝負

.infoドメインが1度ならず、2度までもGoogle(の不具合?)によって、検索順位ダウンに見舞われました。

.infoドメインを所有しているウェブマスターにとっては、これだけでも十分つらく悲しい出来事なのですが、さらに追い討ちをかけるようなニュースがあります。

もっとも危険なドメインのひとつが、.infoドメイン」だというのです。

アンチウィルスソフトで有名なMcfee(マカフィー)の調査結果によると、もっとも危険なドメインは「.hk」(hong kong:香港)で、.hkドメインのサイトの19.2%が潜在的な脅威を持っているとして認識されました。

ついで、「.cn」(china:中国)の11.8%、3位は「info」(Information)の11.7%でした。

これらのドメインは、ウィルスやワームなど悪意のあるソフトウェアを勝手にインストールしたり、知らぬ間に個人情報を盗んだりと、アクセスしたユーザーに多大な損害を与えるサイトとして利用されやすいドメインです。

なんでも、.cnドメインを管理するCNNICは、今年の12月まで「今なら.cnドメインが14セント」キャンペーンを実施中らしいです。(笑)
14セントというと15円前後ですね。

.cnドメインは、取得するのに制限がなく誰でも取れます。

まさに、スパマーにはうってつけのドメインと言えます。

Mcfeeの発表とGoogleでの.infoドメインの取り扱いに因果関係はないでしょうが、.infoドメインが検索エンジンにもマイナスの評価を受けたとしても、不思議なことではありませんよね。

僕なら、今後.infoドメインは取得しませんね。

反対に、Mcfeeの調査による危険度の低いドメインはどうなっているのでしょう。

安全なドメインには、0.05%の「.gov」(Government:政府機関) 、0.1%の「.jp」(Japan:日本)、0.5%の「.au」(Australia:オーストラリア、携帯のauではないですw)があります。

.govや.auは僕たちには取得できませんから、となると.jpドメインが安心ですね。

汎用jpドメインやco.jpドメインの評価が高いなんていう噂を聞いたことがありますが、あながち嘘ではないのかもしれません。

jpを含むドメインとして取得可能なのは、co.jp、ne.jp、or.jp、gr.jp、汎用jpでしょうか。
ただco.jp、ne.jp、or.jp、gr.jpは取得条件があり、個人でいくつも保有するのは難しいでしょう。

となると、汎用jpドメインが良いということになりそうです。
ちょっとお高いのがネックですが。(笑)

賢威の松尾さんも、ブログでMcfeeの調査結果をとりあげて、.jpドメインを推奨してます。

当方の以前からの見解としては、「ドメインの安全性」もSEOに関係しているのでは?、というものです。
賢威のお客様には、以前からそうお伝えしてきましたが、これは当方の推測ですので、真実は分かりません。

ただ、やはり、特別な理由がない限りは(海外向けサイトを作ったりしない場合は)、「.jp」ドメインをとっておくのが無難だと思います。

当方所有のドメインは、ほとんど「.jp」ドメインですが、順調に上位表示されています。