「Lindsay Lohan(リンジー・ローハン)」という女性をご存知ですか?
アメリカで、ティーンエイジャーに人気の女優、歌手です。
※Wikipediaより(笑)
リンジー・ローハンは、ファッション雑誌 「New York」の 2月号で、マリリン・モンローに扮したヌード姿で表紙やグラビアを飾って話題になりました。
※参照元はこちら
「リンジー・ローハン」と「SEO」、ぜんぜん関係なさそうに見えるこれが、このエントリのテーマです。
Sphinn(Sphinn Japan/スピン・ジャパンではなく本家)に、面白い投稿を見つけました。
SEOエキスパートとして著名な、SEO BookのAaron Wallのサイトのメンバーとして「Lindsay Lohan nude」という名前で誰かが(スパム)登録をしました。
「Lindsay Lohan nude(リンジー・ローハン ヌード)」というキーワードは、Google AdWordsキーワードツールによれば、月間246,000回ものボリュームがある検索キーワードです。
Google.comで「Lindsay Lohan nude」を検索すると、SEO BookのLindsay Lohan nudeページが上位表示されます。
SEO Bookはサーチマーケティングをテーマにしたサイトで、芸能ニュースを取り扱うサイトではありません。
しかも、コンテンツが何もない単なるプロフィールページがSERPの上位に登場するのは、どうしてなのでしょう。
考えられる理由は2つあります。
1つは、「Lindsay Lohan nude」というプロフィールページへのバックリンクの多さです。
ただし、これらのリンクは掲示板やゲストブックから張られたスパムリンクです。
もう1つの理由は、seoboo.comが持つAuthorityやTrust、Domain Ageといったドメインの力です。
Googleに評価されるドメインの中に存在するページだということも、プラスに働いていると考えられます。
もし、2つの理由が真実だとしたら、次のようなことが言えるのではないでしょうか。
- Googleは、必ずしもスパムリンクを排除できていない。質の低いリンクでも評価の対象になる。
- ドメインの力は、オフトピックかつ中身の薄いページを上位に表示するほど影響力が強い。
Yさんならいざしらず、Gさんのアルゴリズムもまだまだ改善の余地がありそうです。