“逆”画像サーチエンジンを使って被リンクを集める方法

昨日の「2nd Tier サイトからのリンク」続き、ほとんどのウェブマスターが知らないであろうリンクビルディング手法を解説します。

それは、“逆”画像サーチエンジンを利用する手法です。

TinEyeという一風変わった画像検索のサーチエンジンがあります。

TinEye Home

何が変わっているかというと、画像を検索するのではなく、画像が貼られているウェブページを検索するのです。

調べる対象の画像は、ローカルPCにあるイメージファイルかURLで指定します。
URLを指定した場合は、そのページにあるすべての画像に関してサーチします。

下は、Google日本のホームページURLを指定した検索結果です。
Google日本のロゴをアップしているウェブページが返されます(類似性のある画像も対象)。

TinEyeでGoogle Japanを検索

このTinEyeを使ったリンク獲得方法をeVisibilityが解説しているので、紹介します。

#STEP 1
あなたがオリジナルの写真やイラストなどのイメージをウェブにアップしていたとします。

そのイメージを、自分のPCの保存場所から直接指定するか、あるいはそのイメージをアップしたウェブページのURLを指定して、他のサイトで使われていないか調べます。

#STEP 2
自分のオリジナルイメージを無許可で利用しているサイトを発見したとします。

ここでカチンときて、「無断で使うな!」とクレームを出したりはしてはいけません。
まずは、「素敵なサイトですね、役に立つコンテンツですね、・・・ウンチャラカンチャラ」と、とりあえず褒めます。(笑)

そして、「ところで、このサイト(ページ)で、私の作った画像を使っていらっしゃいますよね? 私の作品ということを示すために、リンクを張っていただけませんか?」、「私が作った画像だということを尊重していただければ幸いです。1つリンクを張ってもらうだけで結構です」とリンクバックするように丁重に依頼します。

依頼された無断使用者にしてみたら、気まずい思いをするはずなので断りづらいでしょう。

eVisibilityの記事筆者は、10回のうち8回は、この方法でリンクを獲得することに成功しているそうです。

今日お伝えするリンクビルディングには、オリジナルの画像を所有していることが条件になります。

もし、あなたがオリジナルイメージをサイトにアップしているようなら、TinEyeを使ったリンクビルディングに挑戦してみてはいかがですか?

P.S.
TinEyeは、今までにないタイプのサーチエンジンですね。
僕のブログでも、たまに無許可で画像を転載していたことがありますが、最近は、少なくとも参照元へはリンクを張るようにしています。
著作権の問題もありますし、作成者には敬意を払うのが当然ですね。