[レベル: 上級]
URL 検査ツールのライブテストを実行するとスクリーンショットを取得できます。
ただし、このスクリーンショットは、ページ全体ではなくファーストビューに限定されます。
しかし、ページを最後までスクロールした完全なスクリーンショットを取得できるようになったかもしれません。
ページ全体のスクリーンショット
URL 検査ツールでライブテストを実行したときのスクリーンショットです。
ページのいちばん下までスクロールできます。
「すばらしい！」と感動しますが、やや問題があります。
MFI移行サイトでも パソコン用 Googlebot がレンダリング
モバイル ファースト インデックスにしているサイトにもかかわらず、パソコン用 Googlebot がレンダリングした結果になっています。
スマートフォン用 Googlebot ではありません。
しかもパソコン用 Googlebot がレンダリングしたのにビューポートはスマートフォンの大きさです。
つまり、PC で見たときの状態をスマホのスクリーンで表示しています。
一部のプロパティだけ？
完全なスクリーンショットを取得できるのは一部のプロパティだけかもしれません。
完全に取得できるプロパティとできないプロパティがありました。
僕のブログの場合は、ドメイン プロパティだと取得できて URL プレフィックスだと取得できませんでした。
ドメイン プロパティだけが対応したのかとも思ったのですが、別のサイトでは URL プレフィックスでも完全なスクリーンショットを取得できました。
アカウントの権限（所有者/フルユーザー/制限付きユーザー）も関係なさそうです。
フルスクリーンショット機能は、テスト的な提供の可能性もあります。
自分の Search Console アカウントで確かめてください。
重要なのは HTML コード
完全なスクリーンショットを取得できるのは嬉しい（？）ことですが、このスクリーンショットは必ずしも正確なものとは限りません。
Googlebot がどんなふうにレンダリングしているかを確実に調査するためには、HTML コードを確認するようにしてください。