[レベル: 上級]
Google 検索と Google アシスタントでライブ配信の動画を見つけられるようになりました。
生放送中または生放送予定の動画には “LIVE” の赤いラベルが付きます。
構造化データと Indexing API で実装
ライブ配信動画を検索結果に掲載するには 2 つの要素を構成します。
- 構造化データ
- Indexing API
構造化データ
ライブ配信であることを Google に伝えるために構造化データを実装します。
まず動画なので VideoObject
が必要です。VideoObject
に埋め込む形でライブ配信用の BroadcastEvent
を構成します。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "http://schema.org",
"@type": "VideoObject",
"contentURL": "https://example.com/bald-eagle-at-the-park.mp4",
"description": "Bald eagle at the park livestream.",
"duration": "37:14",
"embedUrl": "https://example.com/bald-eagle-at-the-park",
"expires": "2016-10-30T14:37:14+00:00",
"interactionCount": "4756",
"name": "Bald eagle nest livestream!",
"thumbnailUrl": "https://example.com/bald-eagle-at-the-park",
"uploadDate": "2018-02-27T14:00:00+00:00"
}
"publication": [{
// The current broadcast.
"@type": "BroadcastEvent",
"isLiveBroadcast": true,
"startDate": "2018-02-27T14:00:00+00:00",
"endDate": "2016-10-27T14:37:14+00:00"
},
{
// The next scheduled broadcast (also live, not retransmission).
"@type": "BroadcastEvent",
"isLiveBroadcast": true,
"startDate": "2016-10-27T18:00:00+00:00"
}],
}
}
</script>
必須プロパティおよび推奨プロパティに関しては、デベロッパーサイトが詳しく説明しています。
Indexing API
必須ではありませんが、動画をすぐにクロールさせるために Indexing API の利用が推奨されます。
ライブ配信なので最新性は重要です。
Indexing API は求人検索にも使われていましたね。
ライブ配信は、Indexing API の2つ目の利用ケースになりました。
ライブ配信として例えば次のようなシーンを Google は挙げています。
- スポーツの試合
- 授賞式
- インフルエンサー動画
- ビデオゲームのライブ配信
こうしたタイプの動画コンテンツを提供しているなら、ライブ配信の構造化データを Indexing API とともに実装してみるのもいいでしょう。