Googleウェブマスターツールが、新デザインに完全に移行しました。
新デザインがリリースされてまもなくのころに、「上位の検索クエリ」と「外部リンク」のセクションについての活用方法をお伝えしました。
このエントリでは、「診断 – HTMLの候補」セクションの使い方について解説します。
「HTMLの候補」では、重複するmeta descriptionタグと重複するtitleタグを確認できます。
meta descriptionタグ、titleタグの重複を示すリンクをクリックすると、詳細を見ることができます。
僕の場合は、個別記事ページとページ番号が付加されたページの2つがインデックスされて、重複とみなされているケースが多いです。
WPの仕様だと思いますが、よく分かりません。(笑)
個別記事ページにはプラグインを使って、すべて「rel=”canonical”タグ」を入れてるので問題はないでしょう。
しかしコンテンツが異なるページなのに、meta descriptionタグやtitleタグが重複扱いされているのは、好ましくありません。
フィルタリングされて、検索結果に現れないページが出てくることも十分に考えられます。
サイト内のページで、同一のmeta descriptionタグ、同一のtitleタグが存在すると、重複コンテンツ扱いされる確率が格段に上昇します。
titleタグとmeta descriptionタグは、重複コンテンツ扱いされるのを防ぐために、必ずページ固有で記述してください。
CMSでは、自動的にダブりを生成することがあるので注意が必要です。
WPもそうですね。
僕は、meta descriptionには記事抜粋の記述が、代入されるようにしています。
記事抜粋が未記入の時は、本文記事の最初から100文字目までが代入されます。
ブログ読者さんから教えていただいた、以下のコードをヘッダーテンプレートに設定しています(プラグインもありますが、気に入ったのが見つかりませんでした)。
<?php if ( is_single() ) { // 単独記事ページの場合 ?>
<?php if ($post->post_excerpt){ ?>
<meta name="description" content="<?php echo $post->post_excerpt; ?>" />
<?php } else {
$summary = strip_tags($post->post_content);
$summary = str_replace("\n","", $summary);
$summary = str_replace("\r","", $summary);
$summary = mb_substr($summary, 0, 100). "..."; ?>
<meta name="description" content="<?php echo $summary; ?>" />
<?php } ?>
<?php } else { // 単独記事ページ以外の場合 ?>
<meta name="description" content="<?php bloginfo('description'); ?>" />
<?php } ?>
すべてのページで同じmeta descriptionなら、ないほうがマシだという方もいらっしゃいますし、meta descriptionタグが存在しない時は、検索エンジンがSERPでのスニペットを作成してくれますが、meta descriptionタグは記述しておくべきだと思います。
「上位の検索クエリ」、「サイトへのリンク」と同様に、Googleウェブマスターツールの「HTML診断」を、定期的にチェックしましょう。