Googleが Webmaster Central Blogで上手な「Meta Description」タグの使い方を指南してくれました。
Meta Descriptionタグは、ウェブページの内容を簡潔な説明を記述するタグです。
SERPs(検索結果ページ)で、「snippet(スニペット)」と呼ばれるサイトの短い紹介文に利用されます。
Meta Descriptionは、HTMLのHeadセクションに次のように記述します。
<meta name="description" CONTENT="ウェブページの簡潔な説明">
このMeta Descriptionタグは、現在は検索ランキングを決める要素としてはそれほど重要ではありません。
しかし、スニペットとして引用されるという点で重要です。
検索者はスニペットを見て、表示されたページにどんなことが書かれているのかの概要を判断します。
探し求めていた情報が見つかりそうだと思えば、クリックするでしょうし、ちょっと違うなと思えば別のページをクリックするでしょう。
実際の内容とかけ離れた説明をMeta Descriptionタグに書くのは、SEOスパムですが、Meta Descriptionタグの内容によって、クリック率が影響を受けることも大いにありえます。
それでは、より「魅せる」Meta Descriptionタグの書き方を、Googleに教えてもらいましょう。
今回、Googleがブログで解説したMeta Descriptionのポイントは、次の5つです。
- ウェブページごとに異なるMeta Descriptionを記述する
- タイトルに出てこない内容を補足する
- 簡潔に読みやすくまとめる
- 自動生成ツールを使うときの注意点
- ページ内容を表すクオリティの高い説明を書く
順に説明していきます。
すべてのページで同じMeta Descriptionを使いまわすのではなく、それぞれのページに合った内容で記述します。
ページのコンテンツにふさわしいスニペットが、検索結果に表示されます。
サイトのページ数が膨大で、そこまでできないという場合は、大切なページだけでも固有にします。
Meta Descriptionには、タイトルタグに書かれていないキーワードを入れます。
まったく同じキーワードを使のではなく、言い換えや関連用語で補足します。
Meta Descriptionは、必ずしも文章である必要はありません。
重要キーワードの列挙が、ユーザーには見やすい場合もあります。
例:英会話スクール – 新宿・渋谷・銀座・池袋…
分かりやすいし、もし地名との複合キーワードで検索されたとしたら、ボールドで強調表示されるので目立ちますね。
CMSのように、Meta Descriptionを自動的に作成してくれるツールもあります。
自動生成ツールを使うこと自体に問題はありませんが、スパム的な使い方をして実際の内容とは違う記述をしてユーザーをだます行為は、ご法度です。
最後は、「ユーザーにとって有益な情報」を与えることです。
検索者が求めていた情報を、サイト本体で提供すことはもちろんですが、Meta Descriptionで、「あなたにとって本当に必要な情報がここにありますよ」、ということを「きっちり」伝えてあげることが、Meta Descriptionの肝心要となる用途です。
今日は、いつになく真面目なWhite Hat SEOがテーマでした。(^^)