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<<2006/12/01発行 #013>>
さて、今日は前回に引き続き【Black Hat SEO】解説のつもりだったんですが、思い立ったことがあって予定変更です。
前回、「METAタグは、“以前は”効果があった」と書いたんですね。
でも、「“以前”の説明をしたほうがいいかな」と後で気づきました。
なので、今日は「METAタグの現在の効果」について書きます。
「METAタグ」の、「keywords」と「description」は、SEOをかじってる人なら必ず記述していることでしょう。
※「”META keywords/descriptionタグ”って何?」って方は、Googleで調べてください。
でも、今は、SEO上ほとんど意味を成さなくなってます。
海外のSEO研究家が、複数のサイトでテストした検証結果を元に、3大メジャー検索エンジンのMETAタグの取り扱いをまとめますね。
▼Google
META keywords タグ、META description タグともに検索結果の表示順序については影響を与えません。
ページランクにも無関係です。
METAタグがないほうが、上位表示されたケースもあったそうです。
▼Yahoo!
META keywords タグは無視します。
META description タグは、検索結果に多少影響を与えます。
▼MSN(Live.com)
META keywords タグ、META description タグともに影響を与えます。
(つい最近、インデックス更新があったので変化した可能性があるかも)
特に、「keywords」は効果がなくなってるようです。
ただし、「description」に限っては不要ということでもありません。
それは、検索結果ページのサイト説明に引用されるからです。
検索したユーザーの目を引く説明文であれば、クリック率が高まりますよね。
Googleのマネージャ「Vanessa Fox」女史も、「各ページに固有のdescriptionがあったほうがいい」と
いうようなニュアンスのコメントを残してます。
META description タグは、サーチエンジンに対するSEOには効果が薄いのですが、人間に対するSEOには効果が大きいと言えます。
SEOには、コピーライティングスキルも大切ってことですね。
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