今日は、より自然で効果的なリンク構築について考察してみます。
あなたのサイトは、どのページに被リンクが張られていますか?
もし自作自演でバックリンクを張っているなら、どのページに向けていますか?
すべてとは言わないまでも、ほとんどのリンクがホームページ(トップページ)に集中しているとしたら、自然とは程遠い状態です。
見れば分かるように、SERPsにはホームページだけではなく個別ページも表示されます。
ミドルキーワードからスモールキーワードになればなるほど、個別ページのSERPsに占める割合が高くなっていきます。
他のサイトにリンクを張るときには、ホームページではなく個々のページに張ることも多いはずです。
トータルで考えると、ホームページへのリンクよりも、ホームページにぶら下がるサブページ(個別ページ)へのリンクが多くなるのは、より自然に近い形だとは思いませんか?
上の図のように、ホームページだけにバックリンクを集中させるのではなく、
下の図のように、個々のサブページに分散してリンクを集めます。
このように、下の層に張るリンクのことを「ディープ リンク(Deep links)」と呼びます。
サブページのターゲットキーワードを「メインキーワード+サブキーワード」のようなロングテールキーワードに定めておけば、ディープリンクを張ることで上位表示が期待できます。
もともと競合が少ないキーワードであれば、なおさら上位表示は簡単です。
ディープリンクでサブページに集めたPageRankを、ホームページ(トップページ)に還元することも大切です。
サブページから、ホームページへ“リンクアップ”します。
ホームページへのリンクを張るということです(オレンジ色の矢印)。
このときのアンカーテキストはもちろん、「HOMEへ」とか「トップへ戻る」ではなく、メインのキーワードを指定します。
内部リンクも外部リンク同様にPageRankを渡すし、アンカーテキストによるリンクレピュテーション(Link reputation)にも影響するからです。
ナチュラルなリンクビルディング戦略のひとつとして、ディープリンクの獲得も考慮してみてください。
サテライトサイトから自分でディープリンクを張るか、サブページへのディープリンクが自然に集まるようなコンテンツを作成するかは、あなたに任せます。
当然この海外SEO情報ブログは、ナチュラルなディープリンクばかりです。w