Googleは、検索ページのデザインをガラリと変えました。
いちばん目立つのはページ上部にある黒い帯のナビゲーションバーでしょう。
検索ページの左にあるナビゲーションパネルのメニューの色も黒になりました。
メニューの見出しと現在選択されている検索タイプの文字色が赤色に近いオレンジ色でハイライトされています。
他には、「検索」ボタンが青の虫眼鏡アイコンに変わっています。
小さなところでは、ホームページの「Google.com in English」へのリンクがフッターに下がりました。
また検索結果に表示されたウェブページのURLがページタイトルのすぐ下に移動しています。
ページタイトル下のURL表示はバケットテストが行われていました。
そして、悲しいことに(?)「ワンダーホイール」が消滅しました。
「もっとツールを見る」を展開しても見あたりません。
Search Engine Landによれば、「最初のステージを終えた」とのことで完全に中止ということではなく復活する可能性がなくはないようです。
※余談ですが、ツールに「ソーシャル」って以前からありましたっけ?
Googleは絶えずデザインを改良していますが、今回のデザイン変更は大きく様変わりしたので一新と表現でいいでしょう。
1年前にも大きなデザイン変更を実行していて、この時は左ナビゲーションパネルを導入しました。
今回のデザイン変更はウェブ検索だけではなく、GoogleカレンダーやGmailなど他のプロダクトでも行われています。
(Googleカレンダーはすでに変わっていて、Gmailは「テーマ」で「プレビュー(隙間なし)」か「プレビュー」を選ぶと先取りで体験可能)。
公式ブログのアナウンスによれば、すべてのプロダクトで今後数ヶ月に渡ってデザイン変更が続くだろうとのことです。
P.S.
GoogleのUIが変わると必ず公式フォーラムやTwitterで不平不満が出て「元に戻せ」という感情的になっている声をよく見かけます。
今回も例外ではないようですね。
使いづらく感じても半年もすれば慣れるだろうから、保守的になって怒るよりも新しいものを素直に受け入れたほうがハッピーになれるんじゃないかなと僕は個人的に思います。