Microsoftの新しい検索サービスのブランド名が決まりました。
Microsoftが、公式に発表しています。
新ブランド名は、「Bing」です。
かねてからうわさのあった「Kumo」ではありません。
日本語では、どう発音するんでしょう?
そのまま読むなら「ビング」になりますが、英語で発音すると「ビン」に近いです。
「Ping-Pong」は「ピングポング」とは言わないですね。でも「King Kong」は「キングコング」です。
MSの日本法人が日本語で発するまで謎です。
Live Search Blogが、名前の由来について説明しています。
新鮮な響きがあって、覚えやすくて、短くて、書きやすくて、URLとしても使いやすい、etc.、などの理由があるとのことです。
いちばん肝心なのは性能や使いやすさですね。
MSは、Bingを「Search Engine」ではなく「Decision Engine」と銘打っています。
“Decision”は、ここでは「解決」という意味になりますかね。
紹介ビデオを見ると、検索キーワードに対して、さまざまな角度からアプローチして情報を提供してくれるようです。
たとえば、「digital cameras」を検索すると、デジタルカメラが画像やレビュー付きの一覧で表示され、使いやすさや画質などで選別できます。
「diabetes」を検索すると、糖尿病に関する記事、症状、食事療法などのカテゴリに絞った検索ができます。
旅行で飛行機に乗るときには、発着空港や期間を指定すれば最適なフライトや、チケットを購入できる旅行代理店を見つけてくれます。
単にWebページの一覧を返すだけではないということです。
同じキーワードで検索しても、ユーザーによって求める内容は異なってきます。
ユーザーのインテンション(意図)を読み取れればいいのでしょうが、完全にそうすることは難しいでしょう。
ならば、それぞれのインテンションごとにまとめてあげて、ユーザーに選ばせるというのは賢い特徴だと思います。
6月3日の公開が楽しみです。
なお、Microsoftは、これまでにない8,000万ドル(約80億円)以上の巨額の予算を投じて、Bingをプロモーションするそうです。
こけないことを祈ります。w