・メルマガ #60(2007/04/27発行)のバックナンバー
今日は今、世間を騒がせているこの商材についてです。
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SEOに効果絶大で、かなり売れてるみたいです。
最近、検索結果にやたら日本語ドメインが多いなと思ってたら、こういうことだったんですね。
ということで、今日は「日本語ドメイン」についてお話します。
と言っても、商材の中身を暴露するわけじゃありません。
僕、買ってないですから。
ちょっとお高めのテンプレート商材を購入したんです。
今の僕にとっては、こっちのほうが必要なので。
次回、使用感をお伝えしながら特典付きでアフィリします。
お給料が出た人も多いと思いますが、
無駄使いしないで残しておいてくださいね。w
それに、今日書くことはネットで調べればすぐに手に入る情報です。
商材が気になるけど、「日本語ドメインって何なの?」って人は参考にしてください。
じゃ、いきます。
「日本語ドメイン」、読んで字のごとく「日本語で」ドメインを表記できます。
例えば、
「www.suzukikenichi.com」じゃなくて、「www.鈴木謙一.com」という具合ですね。
インターネットに限らず、コンピュータはアメリカが発祥の地ですから、取り扱う文字は英数字(と記号)に限られていました。
日本語やその他の言語を扱うことは、想定してなかったんですね。
現在は、世界中にコンピュータ、インターネットが普及してます。
英語以外の言語圏でも使われるようになったわけです。
で、英語以外の言語も取り扱えるように仕組みを整えたんです。
ただインターネットでドメイン名として実際に扱えるのは、やっぱり英数字だけなんです。
で、どうしたかというと、日本語(や、英語以外の言語)のドメイン名を英数字に変換するルールを定めました。
「Punycode(ピュニコード)」って言います。
※専門的な話になりますが、インターネットの取り決めをまとめる「IETF」っていう団体が取り仕切ってます。
具体的には、「鈴木謙一」は、「xn--4gq162dxnz36f」と変換されます。
コンピュータは、実際には「www.鈴木謙一.com」を「www.xn--4gq162dxnz36f.com」と、解釈して処理するんですね。
逆に、「www.xn--4gq162dxnz36f.com」とあったら「www.鈴木謙一.com」と表示します。
なんだか最新の技術のように思えますが、2003年の3月にはできあがっていたんです。
ただ、コンピュータを取り巻く環境、アプリケーションソフトだったり、サーバーのプログラムが、すぐには対応できなかったんです。
サーチエンジンのプログラムも同様で、Googleはいち早く対応して、Punycodeで表現されたドメイン名を日本語に変換して表示できたんですが、Yahoo!は、最近になってからみたいですね。
(MSNは、未確認)
同じようにブラウザも、Punycodeを日本語に変換して表示するのもあれば(IE7)、そのまま表示するのもあります(Firefox2.0)。
で、この日本語で表記されたドメインがYahoo!でSEOに効果があって、上位表示に非常に有利らしいんです。
話題の商材は、この辺のノウハウを詳細に解説しているんだと思います(推測)。
Punycodeへは、ここで変換できます。
⇒ http://www-serv.jprs.jp/ace_chk/index_mini.html
日本語ドメインを取得したければ、Punycodeに変換した英数字(鈴木謙一なら「xn--4gq162dxnz36f」)をドメインとして登録します。
プログラム(ソフト)が対応していれば、逆変換で日本語表記されます。
ちなみに、「xn--」で始まるのがPunycode変換された文字列です。
▼今回メルマガを書くにあたり参考にしたWebページ
http://www-serv.jprs.jp/ace_chk/index_mini.html
http://www.su-jine.com/sujine_seo_column0020.html
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/11idn/idn1.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/Punycode
「punycode」「punycode変換」「Punycode 仕組み」
「punycode 日本語ドメイン」などで検索すると他にも見つかります。
あと、僕はITのトレーナをやっていたので持っていた知識も、記憶の片隅から引っ張り出してきました。w
Punycodeによる日本語ドメインが、猛威をふるってますが、気になる点もあります。
「いつまで続くか」ってことです。
日本語ドメインだからという理由で、検索結果の上位に現れるのが自然かどうかと問われれば、どうでしょう?
微妙なところですよね。
「Black Hat SEO」とまでは行きませんが少なくともナチュラルではないと思います。
中身を見ていないので、商材が良いとか悪いの批評をするつもりはまったくありません。
ただ言えることは、買った人、もしくは買うことを決めている人はすぐに実行するべきです。
「ガバチョ」と同じで、永続的に有効なテクニックではないと思います。
ま、SEO自体がそうですけどね。
金融系やダイエット・美容系の主だったドメインはすでに取得されてるようですから、「早い者勝ち」で、行けるうちにどんどん行ったほうがいいでしょう。
値段が9,800円とお手ごろなので、
すぐに元が取れそうっていう点は、良心的ですね。
⇒ http://infocoach.biz/url/kaze