[対象: 中級]
Googleは、ナレッジグラフでの栄養成分表の提供を日本でも始めました。
さまざまな食品の栄養成分をナレッジパネルに表示します。
米Googleでは、2013年6月に導入されていた機能です。
ナレッジパネルの栄養成分表示
下のキャプチャは「牛乳」のナレッジグラフです。
ナレッジパネルには栄養成分表が表示されています。
パネルの下では、ほとんどの栄養成分表の主なソースは「日本食品標準成分表」と出ています。
しかしラザニアは「USDA」と出ています。
複数のソースをナレッジグラフが使っている証拠ですね。
特定の栄養情報を特定して検索
スマートフォンからでももちろん栄養成分表を見ることができます。
栄養素全般ではなく、特定の情報をピンポイントで調べることもできます。
日本での提供までには1年半がかかりましたが、導入されたということはユーザーに支持されたということなのでしょうね。
米Googleではさらに1歩進んで、「鉄分の多い野菜」や「カルシウムの多い魚」といったように、栄養素の含有量から食品を探すアンサーボックスも提供されています。
このアンサーボックスは今のところ日本では利用できないようです。
ですが栄養成分表が提供された今、近いうちに利用可能になるかもしれません。
ちなみに、例として見せたモバイル検索結果はどれも音声検索によるものです。
栄養成分表の表示をアナウンスした公式ブログの記事では、音声検索の便利な機能についても紹介しています。
読んでみるといいでしょう。