[レベル: 中級]
以前のバージョンの Search Console の提供を Google は終了しました。
旧 Search Console にアクセスすると新しいバージョンの Search Console にリダイレクトされます。
新 Search Console は、2018 年 1 月にベータ版が全ユーザーに開放され、同年 9 月 にベータが外れ正式版になりました。
しかし、古いバージョンの Search Console は引き続き利用可能でした。
旧バージョンのツールとレポートは新バージョンから利用可
旧バージョンが廃止されたとはいえ、すべてのツールや機能が新バージョンに移行されたわけではありません。
新バージョンに移行されていないレガシー機能は、「以前のツールとレポート」メニューからアクセスできます。
実際にはもう少し多くのツールをまだ利用できます。
たとえば、robots.txt テスターやデータハイライターはメニューには載っていませんが、引き続き機能しています。
新しい Search Console に実装されていないけれど、まだ利用できるツールとレポートはヘルプ記事に一覧が記載されています。
次のとおりです。
- URL 削除ツール
- クロールの統計情報
- アドレス変更
- robots.txt テスター
- URL パラメータ ツール
- インターナショナル ターゲティング
- Google アナリティクスの関連付け、その他の関連付け
- データ ハイライター ツール
- メッセージ レポート
- クロール頻度の設定
- メール設定
- Web Tools
リンクの否認ツールもまだ使える
まだ利用可能なレガシーツールの一覧を見て、リンクの否認ツールがない!と焦ったひとがいるかもしれません。
大丈夫です。
(少なくとも今はまだ)使えます。
新 SC のメニューにもヘルプ記事の一覧にもありませんが、直接アクセスすれば利用可能です。
ほとんどのサイト管理者にとってリンクの否認は使う必要がないツールなので隠してしまったようです。
使用する必要がある人はブックマークしておくといいでしょう。
なお、新しいバージョンの Search Console にリンク否認ツールが実装されるかどうかはわかりません。
さて、これで旧 Search Console から新 Search Console への切り替えが完了しました。
多くのひとは新 Search Console にもうすっかり慣れているはずです。
今後は、スピードレポートのように新しいツールや機能の追加にも期待しましょう。