1週間前に更新されたばかりのGoogleツールバーのPageRankですが、更新前の状態に戻ってしまったという報告が、WebmasterWorldやDigital Point Forumsで相次いでいます。
Googleがロールバックを実行したのでしょうか?
ロールバックを経験していないメンバーもいるし、Googleからのコメントはないので、真偽のほどは分かりません。
PageRankの情報を提供するサーバー間で、完全にデータの同期処理が完了していないだけかもしれません。
もしあなたのサイトのPageRankも同じように戻っていたとしても、こだわらないほうが賢明かもしれませんね。
ツールバーのPageRankを気にしすぎるのはほどほどにしましょう。
今、米New York Cityで開催されているSMX East(Search Engine EXPO East)のパネルディスカッションで、議長のDanny Sullivan氏が、GoogleサーチクオリティチームのAaron D’Souza氏に対して、リンク売買の原因にもなっているツールバーのPageRankをなくすように主張しましたが、GoogleにはPageRank表示を廃止するつもりはまったくないようです。
PRをサイト向上のための物差しとして利用しているウェブマスターもいるからというのを、理由のひとつに挙げています。
また、ツールバーのPageRankは内部で利用しているPageRankと比べて、古いという点を除けば、評価点数は同じで操作されていないということです。
ランク付けを決めるアルゴリズムのほんの一要素であって、たとえPRが低くても、Authorityサイトは上位表示できると、この場でもあらためて発言しています。