パンダ・アップデートは、世界展開していますが依然として英語以外の検索には導入されていないことが分かりました。
今日(日本の早朝)、突然GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、YouTubeでQ&Aをライブ配信し、そのなかでの発言になります。
言語が異なると、たとえばリンクの構造やスパムの状況も違ってくる。
ユーザーに対して質の高い結果を提供できるようになるまで、たくさんのテストをしなければならない。
このように前置きし、個人的な意見で約束も何もできないと断ったうえで、次のように話していました。
今後2、3週間で導入されることはないだろうし、ひょっとすると2、3ヶ月より先になるかもしれない。
いついつに導入すると明確な時期を定めることはできず、テストの結果に依存し、最終的な決断を評価チームが行うとのことです。
ということで、パンダ・アップデートはまだ日本語環境には入っていません。
導入はしばらく先のようですね。
パンダ・アップデートがもう導入されたと息巻いていた人もいるようですが、それはパンダではなく違う動物アルゴリズム更新だったようです。
推測は外れでした、残念。
このライブQ&Aは、事前の予告がなかったはずです。
僕が気付いたときには開始からすでに1時間半くらいが過ぎていました。
合計で3時間近く、Matt Cutts氏がウェブマスターたちの質問に回答しました。
どうでもいいいようなQ&Aも多かったのですが、パンダ・アップデート以外の情報もお伝えしておきます。
- ツールバーPageRankアップデートがまもなく実行される
前回はいつでしたっけ?
1月?
これこそどうでもいい問題にも思えますが、2、3週間以内には更新されるようです。
僕はもうTBPRを表示させていなくて気付かないかもしれないので更新があったら教えてください。 - キーワード出現率は見ていない
これもどうでもいい問題ですかね。
いまさらキーワードの出現率を気にしている人もそうそういないかと思います。
何%がいいなんていうことは絶対になくて、そんなことよりもユーザーが検索するキーワードを考たほうがいいとのことです。
他にも次のような回答を返していました。
- HTML5が有利ということはない
- H1タグが多いからといって評価が高まることはない
- スパム判定が実行されるタイミングはプロセスが再実行されたときなので定まっていない
- スパム対策の強化は継続する
- Googleウェブマスターツールからサイト管理者にもっとたくさんのメッセージを送るようにする
ライブ配信だったので、Q&Aの内容を今はもう見ることができません。
ビデオはレコーディングしていていずれトランスクリプションとともに公開されるはずです、たぶん。
僕は参加したところからファイルでダウンロードできたので、もう一度見直して何か良い情報があれば別の記事でレポートします。
とりあえず、パンダ・アップデートは日本には未導入です。
早く来ないかなぁ…。