[レベル: 初・中級]
「他の人はこちらも検索」という関連ワード検索の機能をGoogleはモバイル検索に導入しました。
今までの関連ワード機能にはなかった新しい特徴が「他の人はこちらも検索」には3つあります。
【UPDATE】
もう1つ大きな特徴があったので追加しました。
- 検索結果に戻ってきたときに表示
- カルーセル形式
- アクセスした結果の下に表示
- ページによって異なる関連ワードを提示
4つの特徴を持つ「他の人はこちらも検索」
こちらは通常のモバイル検索結果です。
1位表示のNHKのサイトをタップして訪問し、検索結果に再び戻ってきます。
そうすると、すぐ下に「他の人はこちらも検索」が出現します。
カルーセル形式になっていて、横にフリックするとスライドして検索ワードがさらに出てきます。
「他の人はこちらも検索」のもう1つの特徴は、訪問したページの結果の下に出現する点です。
こちらのスクリーンショットでは、検索結果ページ中ほどの3つの結果が見えます。
真ん中の結果をタップしてそのページに訪問し、再び検索結果に戻ってみます。
すると、訪問したそのページの結果の下に「他の人はこちらも検索」が今度は現れました。
関連ワードというと、これまでは、検索結果の上か下に初めから表示されていました。
しかし新しい「他の人はこちらも検索」は検索結果に戻ったときに、訪問したページの結果の直下に出現するという際立った特徴を持っています。
【UPDATE】
「他の人はこちらも検索」には、さらに見逃せない特徴がもう1つあります。
検索結果に表示されたページによって、提示される関連ワードが異なる点です。
1位のページと2位のページでは、異なる関連ワードが出ているのがわかります。
どんなロジックになっているんでしょうね?
ユーザーが検索結果に戻る行動は、そのページだけでは探している情報が完全には見つからなかったことを意味している可能性が高いとGoogleは判断して、他の検索ユーザーが使っているクエリを提案するようにしたのかもしれませんね。
「他の人はこちらも検索」に出ているトピックのコンテンツがあなたのサイトに存在しないとしたら、そのトピックをページに追加するか、あるいは新規に作成するとユーザーの満足度を改善できそうです。
もしすでに存在するのであれば、そのコンテンツに誘導できるようにデザインを修正するとサイト内の回遊が増えそうです。
「他の人はこちらも検索」は、米Google (google.com) では昨年の10月頃に導入が始まっていました。一方日本では、比較的最近だと思われます。