Search Consoleの検索パフォーマンスはランキングチェックツールによる自動化クエリを除外してレポートする

[レベル: 中級]

Search Console で入手できる検索パフォーマンスは、自動化ツールによるクエリのデータを除外してレポートします。
人間ではなく機械によるインプレッションがレポートに含まれることを防ぐためです。

大量の自動化クエリをフィルタリングしている

ランキングチェックツールのような自動化ツールが発行したクエリによるインプレッションが、検索パフォーマンスのレポートを急上昇させることがあるのか? ランキングチェックツールによるインプレッションをフィルタリングしているのか?

こういった趣旨の質問に Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)が回答しました。

大量の自動化クエリを実際にフィルタリングしている。でも、多少はレポートに最終的に残ってしまうことが常にあるかもしれない。

質問者は、検索トラフィックの不自然な旧増減を検索パフォーマンス レポートで確認しており、ランキングチェックツールの仕業ではないかと疑っています。

基本的には、自動化されたクエリは Search Console 側でフィルタしてから検索パフォーマンスでレポートしているようです。
Google 検索側にも、自動送信トラフィックを阻止する仕組みがあります(「ご利用のコンピュータ ネットワークから通常以上のトラフィックが検出されました」というメッセージとともにキャプチャが表示されるやつ)。

それでも 100 % の除外は難しそうです。
自動化クエリがレポートに含まれてしまう場合がゼロではないようです。

そうは言えど、通常は気にするほどの度合いではないように思います。
無視できるレベルでしょう。

クリックに関しては、もっと心配いらないでしょう。
検索結果のクリックまで実行するランキングチェックツールは稀なはずです。