[レベル: 中級]
Search Console で入手できる検索パフォーマンスは、自動化ツールによるクエリのデータを除外してレポートします。
人間ではなく機械によるインプレッションがレポートに含まれることを防ぐためです。
大量の自動化クエリをフィルタリングしている
ランキングチェックツールのような自動化ツールが発行したクエリによるインプレッションが、検索パフォーマンスのレポートを急上昇させることがあるのか? ランキングチェックツールによるインプレッションをフィルタリングしているのか?
こういった趣旨の質問に Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)が回答しました。
大量の自動化クエリを実際にフィルタリングしている。でも、多少はレポートに最終的に残ってしまうことが常にあるかもしれない。
We do filter out a ton of these, but I imagine you'll always end up with some of the requests in your stats.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) April 21, 2020
質問者は、検索トラフィックの不自然な旧増減を検索パフォーマンス レポートで確認しており、ランキングチェックツールの仕業ではないかと疑っています。
To me, this looks like an example of how local rank tracking platforms can inflate "impressions". If this term is tracked across 5K locations on both mobile and desktop that would lead to a 10K daily spike when the platform runs the update. Thoughts? pic.twitter.com/Q5EsPvRkR0
— Dave Coppedge (@djcoppedge) April 15, 2020
基本的には、自動化されたクエリは Search Console 側でフィルタしてから検索パフォーマンスでレポートしているようです。
Google 検索側にも、自動送信トラフィックを阻止する仕組みがあります(「ご利用のコンピュータ ネットワークから通常以上のトラフィックが検出されました」というメッセージとともにキャプチャが表示されるやつ)。
それでも 100 % の除外は難しそうです。
自動化クエリがレポートに含まれてしまう場合がゼロではないようです。
そうは言えど、通常は気にするほどの度合いではないように思います。
無視できるレベルでしょう。
クリックに関しては、もっと心配いらないでしょう。
検索結果のクリックまで実行するランキングチェックツールは稀なはずです。