お伝えしていたように、米シアトルで開催されたSMX Advanced Seattleに6月4日・5日の2日間参加してきました。
僕が役員になっているセルフデザイン・ホールディングスの海外研修の一環です。
セッションレポートは別記事で投稿するとしてこの記事では参加中に撮影した写真を紹介します。
カンファレンスとシアトルの雰囲気を味わってください。
宿泊したのはSMXと提携しているEdgewater Hotel(エッジウォーター ホテル)です。
桟橋の上に立てられているので今の日本人には津波が怖いですね。
海側の部屋はとても眺めがいいのですがシティサイドの部屋を僕は選んだので(経費削減w)、見えるのは写真を撮る気も起きない駐車場だけでした。
SMX Advancedは今回が3度目なのでこのホテルも3度目です。フロントスタッフには“Welcome back!”と暖かい言葉をいただきました。
部屋に入るとぬいぐるみのクマがいつも出迎えてくれます。
会場はホテルのすぐそば、歩いて1、2分で着きます。
受付を済ませると、バックパックとネームバッジ、ブローシャ、スポンサー企業のパンフレットなどがもらえます。
去年はコースターやマウスパッドのノベルティがあったのですが今年はありませんでした。バックパックも作りが貧祖になった気が…。
SEOとPPC、専門的、スポンサー主催の4つのトラックに分かれてセッションが行われました。
僕がメインで参加したのは当然SEOのセッションになります。
これは案内板。階段を上がったり下がったりあちこちに部屋が分散しているのでこれがないと迷います。
これはキーノートスピーチとSEOセッションで利用されるホールです。
左側と右側後方にもまだ椅子がたくさん並んでいてかなり広々していますが満席になります。
セッションが始まる前にまずは朝食で腹ごしらえ。
シアトルのSMXはランチはいまいちなのですが、朝食は申し分ありません。写真には写ってませんがいくつかの種類のベーグルやゆでたまご、ヨーグルトなどが取り揃えられていて豪華ではないにしても朝食としては十分です。
シアトルだけあってコーヒーはスターバックス製でした。
ひょっとしたらロゴの入った入れ物を使っているだけかもしれませんが。
SMX主催者の代表、Danny Sullivan(ダニー・サリヴァン)氏のあいさつでいよいよ幕を開けます。
1つのセッションは3〜4名のスピーカーが順番にプレゼンテーションします。
左にいるのは英GoogleのPierre Far(ピエール・ファー)氏。先月のSMX Londonでもスピーカーとして登場しました。
右にいるのはこのセッションのモデレータを務めたSearch Engine RoundtableのBarry Schwartz(バリー・シュワルツ)氏。バリーの隣でGoogle+を使ってリアルタイム中継していたら、「ケンイチが見慣れない奇妙な文字でタイピングしてる」と笑われました。奇妙な文字というのはもちろん日本語です。
Pierre Far氏は、発表されたばかりのGoogleが推奨するスマートフォン向けサイトの最適化についてプレゼンテーションしました。
こちらは米GoogleのMalie Ohye(マイリー・オーイェ)さん。
マイリーさんはこの日も元気いっぱい、ノリノリのプレゼンテーションでした。
GoogleウェブマスターツールのURLパラメータ機能の使い方をこと細かにマイリーさんは解説してくれました。
そして我らが(?)、Matt Cutts(マット・カッツ)氏。Matt Cutts氏をダニーが質問攻めにする「You&A」という名称のセッションです。内容は別の記事でレポートします。
ペンギンがたくさん見えますね。去年はパンダを連れてきてました。
Googleがリリース予定のGoogle Glassesのプロトタイプです。発表されたときの姿とは似ても似つかぬデカさです。(笑)
ペンギンに捕獲される前に捕獲してきました。w
お楽しみのランチタイムです。
おいしそうに見えますがどれも似たような味でたいしたことありません。w
でも僕のランチの目的は食べることではなくGoogleのエンジニアと話すことです。
SMXの特徴の1つとして、セッションスピーカーを囲んで同じテーブルでランチできるプログラムがあります。セッションスピーカー以外にもGoogleのエンジニアも招かれるのです。
いちばん右で腕を組んでいるのは、Googleウェブマスターツールの運用チームのプロダクトマネージャ、Anthony Chavez(アンソニー・チャベス)氏です。
Chavez氏は、最近ではドメイン登録事業者の管理画面からウェブマスターツールへのサイト登録が可能になったことを公式ブログでアナウンスしています。ウェブマスターツールについてあれこれ聞いてきたので別記事でレポートします。
スポンサー企業が展示会場でブースを出展しプロモーションしています。
Bingは米国では好調です。
SEOmozの共同創設者でプレジデントのジリアンさん。真ん中はOpen Site Explorerのデータを収集してくるSEOmozのロボット、ロジャー(の着ぐるみ)です。
ジリアンさんはWeb担当者Forumの安田編集長と親しい間柄で、安田さん繋がりで僕は少し面識があります。
とりを飾るのは、“Ask The SEOs”といって参加者からの質問にSEOのエキスパートたちが回答するセッションです。
参加者は所定のフォームから質問を自由に投稿できます。
毎年盛り上がるのですが今年はそれほどでもなかったのが正直な感想です。残念ながらみんなに伝えたいようなインパクトのある情報はありませんでした。
左はダニーで、右はChris Elwell(クリス・エルウェル)氏。
Elwell氏は、Search Engine LandやSMXを運営するThird Door Media, Inc.のプレジデントです。
僕がSphinn Japanを創設するときにSphinnの日本でのライセンスを取得するために何度も何度もやり取りしました。でも実際に会ったことはなくて今回僕が参加することを知って声をかけてくれと言ってもらえたので会ってきました。
SMXはアメリの他、イギリス、フランス、カナダ、オーストラリア、ドイツなど現在世界中で開催されています。日本ではやってくれないの?と尋ねると、収益を得られなさそうだからやらないとの回答でした。(TT)まぁ、でも$1,000以上するSEOのイベントに参加する日本人が多いとは思えないので納得ですが。
先月行ったロンドンのSMXは時間に余裕がなくてほとんど出歩けませんでした。
今回は前日の午前中に着いたこともありそれなりに自由行動ができました。
シアトル到着後たまたまSEOmozがオフィス見学ツアーを催しているのを知ってぎりぎり間に合って参加してきました。
手前にあるデカイ物体は天井から吊るされている空気でふくらませた魚(サメ)です。
SEOmozは2年前にシアトルに移転しています。そのときも見学ツアーに参加しているのですがその時とは様子がガラリと変わっていました。
あのときはスタッフが20人足らずでオフィスが広々していましたが今は60人以上に増えていて狭いくらいでした。
彼はロジャーのデザイナーさん。
ロジャーもよく見ると細かなところで顔が変わってるそうです。
大きなディスプレイには何やら数字が。
SEOmozの無料会員に申し込んだ人数、PRO会員に申し込んだ人数、解約した人数などがここに表示されます。常に数字を意識してる証拠ですね。
おみやげにロジャーのUSBメモリをもらいました。
他にもステッカーやタンブラー、Tシャツなどをもらってきました。
安田編集長にお渡ししてWeb担のイベントの景品にでも利用してもらおうかと思ってます。
シアトルは海沿いの街です。市場には新鮮な魚介類が敷き詰めて陳列されています。
おみやげに買ってこれたらよかったんですけどね。(笑)
こちらは市場近くにあるPiroshky Piroshkyというピロシキのお店です。
行列ができていたので並んでみました。
僕が知ってるピロシキとは姿形が違うんですがお味の方はニジュウマル。
Google+ローカルで初めてその名前を知ったZAGATでも料理の評価は「かなり良い〜非常に良い」でした。
今までは気づかなかったけれど、この「ZAGAT RATED」(ザガットに評価あり)の印が街中いたるところの飲食店に張られていました。ZAGATは米国では有名なんですね。
最終日はこれまたZAGATの評価がなかなか良いBranzinoというイタリアンレストランに行って、魚介のパスタとティラミスで舌鼓。
同じくSMXに日本から参加されていたお方たちとご一緒させていだいて(確認してないのでお名前は出さないでおきます)おいしい料理をいただきながらSEO談義を交わしてきました。
そんなこんなで2012年のSMX Advanved Seattleは終了です。
来年、2013年は今年と同じく6月4日・5日に開催予定です。
来年も必ず参加したいですね。