SMX AdvancedでGoogleのエンジニアたちが言っていたように、「+1」のレポートがGoogleウェブマスターツールと、そしてGoogleアナリティクスでも見られるようになりました。
- Official Google Webmaster Central Blog: +1 reporting in Google Webmaster Tools and Google Analytics
- Google Analytics Blog: +1 reporting in Google Webmaster Tools and Google Analytics
共に、もう日本語でも使えるようになっています。
まずはGoogleウェブマスターツールから。
「+1 統計情報」というメニューが左ナビゲーションバーに出ています。
「検索の影響」は、+1によって検索結果でのクリックにどのくらい影響があったかを表します。
日本のGoogleでも+1が検索結果に表示されるようになりました。
始まったばかりでデータがほとんど集まっていせんが、+1によるパーソナライズ検索がCTRにどんなインパクトを与えるか気になります。
「アクティビティ」は、日ごとの+1が押された回数です。
新しく+1された数とトータルでの+1の数が分かります。
僕のブログでは、もの珍しさも手伝ってでしょう、+1ボタン公開の記事には100以上の+1を付けてもらえましたがその後は低迷しています。
日本での公開で巻き返せるでしょうか?(というか、みんな +1も押してネ!)
「対象」は、+1したユーザーのユニーク数の推移とともに、地域や年齢、性別のような属性が分かります。
僕の場合はデータが少ないので「特徴を示すほどの数の +1 がまだサイトに付けられていません。」とメッセージが出ています。
次は、Googleアナリティクスです。
「ソーシャル・プラグイン・トラッキング」というのが有効になっていないといけないんだそうですが、最新のコードを使っていれば自動的にソーシャル・プラグイン・トラッキングは有効になっています。
「ソーシャル」というカテゴリに、「エンゲージメント」「アクション」「ページ」という3つのレポートができてます。
※新しいGoogleアナリティクスの画面です。
「ソーシャル エンゲージメント」は、+1したりツイートしたユーザーに絞った平均ページビューや滞在時間、直帰率が分かります。
※「ソーシャル」という名前なので、Googleの+1だけではなくTwitterのような他のソーシャルメディアサービスに関連付いた情報も見られるようです。Facebookはどうでしょう?
「ソーシャル アクション」は、どのくらい+1されたか、どのくらいツイートされたかが分かります。
※僕は、+1しか計測されていませんでした。
「ソーシャル ページ」は、+1やツイートなどのソーシャルアクションが発生したページをレポートします。
Googleアナリティクスは計測が始まったのがおとといからのためデータに乏しく、まだ見てもつまらなく感じました。
でもデータがたまってきたら、ソーシャルなアクションを起こす人の傾向が分かってきて面白いかもしれません。
+1の普及が進めば、+1のレポートもアクセスアップやコンテンツのプロモーションに活用したいですね。
P.S.
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