Googleは、小さなものも含めると毎日のようにアルゴリズムを更新しています。
その数は、年間400個を超えるそうです。
これらの更新の中に検索インターフェイスが含まれるかどうかは分かりませんが、検索結果ページの表示の改良も頻繁に実行されています。
このブログやWeb担当者Forumの連載コーナーで紹介しているのですが、とても追いつかないので、後のためにもまとめることにしました。
●急上昇キーワード
まず昨日発表されたばかりの、急上昇キーワードの差込みです。
検索結果ページの下に、検索数が急激に伸びているキーワードの状況が表示されます。
急上昇キーワードは、Googleトレンドのトップ100位に該当するキーワードとのことです。
急上昇キーワード表示は、Google日本とGoogle.comだけでの導入になります。
●ページ内サイトリンク
名前は僕が作ったものです。
正式には「search snippet(サーチ・スニペット)」と呼びます。
同一ページ内の特定セクション(name/idタグが指定されている部分)へのリンクを表示するサイトリンクです。
上のキャプチャの「概要」「 歴史」 「論争」 「和解」は、すべてWikipediaの「検索エンジン最適化」ページの「#」で指定された特定セクションへのリンクになります。
●スニペットリンク
こちらも僕の造語で、もう1つの「サーチ・スニペット」です。
スニペットにリンクが貼られます。
「サーチ・スニペット」は、アルゴリズムで自動的に作成されるのでサイト管理者側ではコントロールできません。
●フォーラム内リンク
こちらは、フォーラムや掲示板の個々の投稿へのリンクです。
通常のサイトリンクとは、表示形式が違いますね。
キーワードに関連したスレッドへのショートカットリンクになっています。
Googleからの公式アナウンスはないと思います(見逃している可能性あり)。
●検索ボックスの拡大
こちらは、少し古いニュースですがホームページの検索ボックスが大きくなりました。
導入された直後は「大きいな」と感じましたが、今は慣れてしまって何も感じません。(笑)
●ワンボックス拡張
「ワンボックス(Onebox)」は。、検索結果にウェブページではなく、Googleが整理した情報をまとめて表示する特徴です。
スポーツの試合結果や地震情報を表示するようになりました。
ワンボックスは、気づかないところで他にも拡張されているかもしれません。
●プレース・ページ
「Place Pages(プレース・ページ)」は、Googleマップで1ページに情報を集約したページです。
プレース・ページの詳細は、渡辺さんがSEMリサーチで説明されています。
これらの他、米GoogleのGoogle Newsでのみ導入された“blog”ラベル表示もあります
日本で導入された改良でも漏れがあるかもしれません。
とりあえず、記録に残していないと認識しているものを連ねました。
Yahoo!やBingも検索UIを常にいじっていますが、Googleの頻繁さには遠く及ばないような気がします。
今日もまた、新しい改良に出会うあるかもしれませんね。