[レベル: 中級]
Googleはモバイル検索で、レシピの結果をカルーセルで表示するようにしました。
テストの可能性もありますが、幅広いクエリで見ることができるので正式採用のように思えます。
ただし利用できるのは、米Google (google.com) だけのようです。
レシピ カルーセルの例
こちらは、“how to hard boil eggs”(固ゆで卵の作り方)で表示されるレシピのカルーセルです。
こちらは、“how to cook indian chicken curry”(インドチキンカレーの調理方法)で表示されるレシピのカルーセルです。
こちらは、“lazagnia recipe”(ラザニアのレシピ)で表示されるレシピのカルーセルです。
左側のレシピは、画像ではなく動画のサムネイルになっていますね。
カルーセルはモバイルに適している?
カルーセルといえば、最近ではAMPコンテンツの表示形式にカルーセルが導入されたのを思い出します。
Twitterのリアルタイム結果表示もカルーセルでしたね。
AMP結果やTwitter結果のほかにもニュースやナレッジグラフなど、カルーセル形式で表示される結果がたくさんあります。
カルーセルは、多くの情報を狭いスクリーンでも見やすくできます。
よって、モバイルでの表示に適しているとGoogleは判断しているんでしょうね。
「横方向にフリックすれば次のコンテンツを観ることができる」という操作にユーザーが慣れてきたせいもあり、種類を増やしているのかもしれません。
レシピの構造化データが要件か?
レシピカルーセルに含まれるには、レシピの構造化データでマークアップしていることが条件のようです。
構造化データで設定した料理の写真や評価、調理時間、カロリーなどが表示されています。
同じカルーセルですが、AMPの構造化データとは関係ありません。
レシピサイトを運用しているなら、必ずレシピの構造化データを実装しておきましょう。
検索結果でのリッチスニペットはもちろんのこと、もし日本でもレシピカルーセルが導入された際に含めてもらえる可能性があります。
[H/T] The SEM Post