この海外SEOブログにしては、珍しく連日Yahoo!の話題を投稿していて、今日も続きます。
今の時代、SEOにはキーワード出現率など意味がなく、ターゲットキーワードの関連用語を組み合わせて記事コンテンツを書くべきだと説明してきました。
今後、関連用語を含めたサイト作成ますます重要になってくるだろと思わせるようなパテント(特許)を、Yahooが取得しています。
●System and method for generating substitutable queries on the basis of one or more features
関連用語を判断する手段はいくつかあり、1つは同時に出現する割合が高いキーワードを関連付けすることです。
例:「Whitehouse(ホワイトハウス)」と「President of the United States(米大統領)」
他にはユーザーの検索データを元にした関連付けがあります。
この記事トップに2つのキャプチャ画像があります。
上は「SEO」で検索したときの結果です。
「seo対策, seo ツール, yahoo seo, seo ブログ」という関連キーワードでの検索の代替を提案しています。
下は、「せお」で検索したときの結果です。
「seo ではありませんか?」と、修正案での検索を提案しています。
共に、最初の検索に続いて実行された、その後の検索キーワードのデータも元にした提案です。
「SEO」で検索した後に「SEO対策」や「Yahoo SEO」で検索したり、「せお」で(間違って)検索した後に「SEO」で検索しなおすということですね。
1つ目の関連検索キーワードは、すべて「SEO」が入っていますが、今後はこれも変わりそうです。
たとえば「intellectual property(知的所有権、知的財産権)」というキーワードで検索した後に続けて、「patent attorney(弁理士)」というキーワードで検索するユーザーが多ければ、「intellectual property」に対するキーワードの代替提案として、「patent attorney」が提示されるかもしれません。
さらにキーワード提案だけにとどまらず、検索結果そのものにも反映することも想定できます。
「intellectual property」の検索結果に、「intellectual property」について書かれていなくて、「patent attorney」について書かれたウェブページが表示されるということです。
直接の用語を含まない関連用語でのランキング決定は、良くもあり悪くもありますね。
自分のサイトが、思いがけないキーワードで上位表示されることもあれば、反対に狙っていたキーワードでの上位表示が、そのキーワードを意識していない他のサイトに阻まれてしまうこともありえるからです。
関連用語を探すのは、なかなか難しい作業です。
特に同意語の場合は。
ですが、画像でも示したように、少なくともYahooは同時に使われる関連用語を検索結果に提示してくれます。
自分が狙ったキーワードで検索してみて、ユーザーは他にどんな語句と組み合わせて検索いるのかを観察して、それらに対するコンテンツも作成するのが、アクセスを集めるコツになるでしょう。
P.S.
この記事はYahooに限ったことではなく、Googleにも(もっと?)大切なSEOになります。
特定の1つのキーワードだけにとらわれた記事コンテンツの作成は、避けましょう。