[レベル: 中級]
リッチリザルト テストが、記事の構造化データ (schema.org/Article
とそのサブタイプ)に対応しました。
We are happy to announce support for Article structured data in the Rich Results Test tool. Read more about the markup in our developer documentation https://t.co/8osWelZNwu or test your pages at https://t.co/AGp8xwSsDK pic.twitter.com/YjuomwwnMl
— Google Webmasters (@googlewmc) August 10, 2020
リッチリザルト テストで記事の構造化データを検証する
リッチリザルト テストは先日正式版になり、すべてのリッチリザルトに使われる構造化データを検証できるようになりました。
ところが裏を返すと、リッチリザルトに使われていない構造化データは検証の対象外でした。
そのため、通常のページにマークアップした記事の構造化データをリッチリザルトは検出しなかったのです(ただし AMP ページの記事構造化データは検出できていた)。
※BlogPosting でマークアップしているのに パンくずリスト (
BreadcrumbList
) しか検出していないしかし、今回の改良で通常ページでも、記事の構造化データを検出するようになりました。
リッチリザルト テストが対応したので、記事の構造化データをマークアップしているサイトは検証が可能になり一安心です。
通常ページの記事の構造化データの使われ方
通常ページにマークアップした記事の構造化データは、AMP の場合と同じようにトップニュースで利用されるのだと思います。
必須ではありませんが、記事の構造化データをマークアップしておくと、PC 検索でのトップニュースでの掲載の確率が高まるようです。
もっとも、ページの内容を Google が理解する手助けする役割も構造化データは担っています。
したがって、リッチリザルトに使われなかったとしてもマークアップする価値はあります。