ウェブマスターツールの検索アナリティクスがベータ版に、ランダムで選んだユーザーにも提供開始

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Googleウェブマスターツールの「検索アナリティクス(「検索の影響」から名称変更)」が、アルファ版からベータ版にバージョンアップしました。

アルファ版はごく一部のユーザーだけが使えていましたが、ベータ版はさらに多くのユーザーが利用可能になっています。

ベータ版になった検索アナリティクス

ランダムで選んだユーザーにもベータ版を提供開始

事前に申請したユーザーのなかから選ばれた一部のユーザーが、アルファテスターとしてアルファ版を使えていました。
ベータ版に切り替わったと同時に、今度は、ランダムに選ばれたユーザーも検索アナリティクスを使えます。

検索アナリティクスの試験提供を担当しているGoogleのZineb Ait Bahajji氏が、Google+でユーザー追加をアナウンスしています。

検索アナリティクスが使えるようになっているかをチェック

ウェブマスターツールにログインして、追加のベータテスターに選ばているかどうかをチェックしてみるといいでしょう。

新しい「検索アナリティクス」を使えるようになっているとしたら、従来の「検索クエリ」と置き換わっています。

日本語のヘルプもできあがっています。
使い方に関しては、このヘルプも参照できます。

検索クエリにはない強力なフィルタ機能が検索アナリティクスのいちばんの特徴です。
使えるようになっていたら、フィルタをいろいろ組み合わせて分析に役立ててみるといでしょう。
モバイルフレンドリーアップデートが実行されたことなので、PCからの検索とモバイルからの検索の順位を比較するのにも重宝します。

なおデータは過去90日までさかのぼれますが、Zinebさんによれば、90日よりも現在少なくなっています。
数日で追いつくだろうとのことです。

不具合が発生中

検索アナリティクスとは関係しませんが、ウェブマスターツールに軽微な不具合が発生しているのでついでにお伝えしてきます。

ページの右上にあるサイト選択のドロップダウンリストが、「サイトを選択してください」を常に表示しています。
特定のサイトを選択しているにもかかわらず、そのサイトのURLに切り替わりません。

常に「サイトを選択してください」を表示

修正までには、2〜3週間程度かかるようです。

複数のサイトを連続して見ているときに「どれを見てたんだっけ?」と混乱しそうですね。