検索結果でのSearch Consoleがドメインプロパティをサポート

[レベル: 中級]

検索結果での Search Console 機能がドメイン プロパティをサポートするようになりました。

ドメイン全体の検索パフォーマンスを検索結果でレポート

検索結果での Search Console」は、Search Console の検索パフォーマンス レポートを検索結果で確認できる機能です。
Search Console に登録しているサイトが検索したクエリで検索結果に表示されている場合に、検索パフォーマンス レポート(の一部)を検索結果に掲載します。

検索結果での Search Console

2018 年 10 月に導入された機能です。

これまでは、URL プレフィックスで Search Console に登録しているプロパティの検索パフォーマンスをレポートしていました。
新たに、ドメインプロパティの検索パフォーマンスもレポートするようになりました。

検索結果での Search Console、ドメイン プロパティ

📝 URL プレフィックスの https://www.suzukikenichi.com/blog/ ではなく、ドメイン プロパティの suzukikenichi.com の検索パフォーマンスがレポートされている

ドロップダウンリストから、URL プレフィックスとドメイン プロパティを切り替えられます。

検索結果での Search Console

URL プレフィックスでたくさんのサイトを登録していて、それらのデータをドメイン プロパティでも管理しているならドメイン プロパティのレポートを検索結果で見られるのは便利かもしれません。

検索結果での Search Console は初級者向けの機能

検索結果での Search Console はどちらかというと SEO 初級者向けの機能です。
より具体的には、Search Console にサイトを登録しているけれどほとんど利用していない人向けです。

検索パフォーマンス レポートをこまめにチェックしているのであればわざわざ検索結果で見る必要はないはずです。
そうではなく、Search Console にめったにログインしなかったり、ログインしても検索パフォーマンスをほとんどチェックしなかったりする人であっても、検索結果にレポートが出てくれば否応なしに数値を認識します。

検索結果での Search Console は、検索パフォーマンスを使っていない人にもっと使ってらうための機能と言っていいでしょう。

検索パフォーマンスレポートを検索結果で見る必要はない(見たくない)という場合には機能をオフにできます。
完全に非表示にもできるし、一部のサイトだけを非表示にもできます。
操作方法はヘルプ記事を参照してください。