検索パフォーマンスレポートに3つの小さな改良:スティッキー、リセットオプション、レポート横断フィルタ設定

[レベル: 初級]

Search Console の検索パフォーマンスレポートのフィルタが “スティッキー” になりました。
ほかにも、操作性を向上する改良が加えられました。

スティッキー、リセットオプション、レポート横断のフィルタ設定

検索パフォーマンスレポートのフィルタメニューが、スクロールしても移動せずに位置は固定されたままで常に表示されるようになりました。
スクロールしてもずっと画面にへばりついているスティッキー広告を思い出すとイメージが湧くかと思います。

フィルタメニューを赤枠で囲ってあります。
この部分がスクロールしても常にこの位置に表示されます。

検索パフォーマンスレポート

アニメーションだとこんな感じです。

フィルタメニューは動いていませんね。

さらに、フィルタをすべて解除できる「フィルタをリセット」オプションも付きました。

フィルタをリセット

1 クリックで、初期状態のレポートに戻せます。

もう 1 つ改良があります。

サイトによっては、次の 3 つのレポートが検索パフォーマンスにあります。

  • 検索結果
  • Discover
  • Google ニュース
検索パフォーマンス

いずれかのレポートで設定したフィルタは、別のフィルタに移動しても設定されたままです。

たとえば、検索結果レポートで期間を「過去 12 か月間」に設定した場合、Discover レポートに移動しても「過去 12 か月間」期間に適用されたままです。
同じ条件でレポートを見たいときでも、フィルタを設定し直す必要がありません。

検索パフォーマンスレポートの 3 つの改良はどれも地味ですが、使い勝手を向上させています。
派手さはなくても良いですね。

#SearchConsole