Search Console動画インデックスレポートが視認性が高くない動画の理由を細分化

[レベル: 初級]

Search Console の動画ページのインデックス登録レポートGoogle は改善しました。
動画の視認性が高くないと判定した理由を説明するようになりました。

視認性の高い動画が検出されなかった理由

動画がページに設置されているものの、動画として認められるほど視認性が高くないと判断された場合、その動画はインデックスされません。
📝すずき注:インデックスされないのは動画、ページ自体はインデックスされる

このとき、動画ページ インデックスレポートには理由として「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」が記録されます。

この理由が 3 タイプに細分化されました。

  • 動画がビューポートの外側にあります:動画がページの下方に設置されている場合です。ページ上の動画を再配置して、動画全体がページの描画可能領域内にあり、ページが読み込まれたときに表示されるようにします。
  • 動画が小さすぎます:動画が小さすぎる場合です。動画の高さを 140 ピクセルより大きくするか、ビデオの幅を 140 ピクセルより大きくして、ページの幅の少なくとも 3 分の 1 以上にします。
  • 動画が高すぎます:動画の縦サイズが高すぎる場合です。動画の高さを 1080 ピクセルより小さくします。

動画インデックスレポートに反映済み

理由の細分化は動画インデックス レポートにすでに反映されています。
📝すずき注:まだ反映されていない場合もある

こちらの動画インデックスレポートのキャプチャでは、「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」として今までレポートされていたエラーがなくなり、「動画がビューポートの外側にあります」に置き換わっています。

動画がビューポートの外側にあります

URL 検査ツールも同じように、細分化された、視認性が高くない理由をレポートするようになっています。

動画がビューポートの外側にあります

視認性が高くないのは、ページの下にあるという理由だけではなかったんですね。
動画が、小さすぎたり高すぎたりしたときにも視認性が悪いとしてインデックスされない原因になります。

動画を重要なコンテンツとして想定しているにもかかわらず視認性が高くないという理由でインデックスされていない場合は、今回の改善によってトラブルシューティングしやすくなりました。