YouTubeでSearch in video機能が試験公開、特定の言葉が動画内で話されている場面を見つける

[レベル: 上級]

YouTube 動画のなかで話されている言葉を検索できる機能を Google は試験公開しました。

動画内で特定の言葉が話されている場面を見つける Search in video 機能

公開されたのは Search in video という機能です。

Google アプリで利用できると Google インドが Twitter でアナウンスしました。

実際には、英語の検索であればインドにいなくても Google アプリでもブラウザでも利用できました。

こちらは、[banana bread](バナナブレッド)の検索結果に出てきた YouTube 動画です。

Search in video

タップして移動した動画ページに “Search in video” というボタンが見えます。

Search in video

たとえば [batter](バター)と入力すると、動画内で「バター」という言葉が話されている瞬間を見つけ出してくれます。
4 か所見つかりました。

Search in video

ジョン・ミューラー氏によるオフィスアワーの動画です。

Search in video

Search in video に [googlebot] と打ち込めば、動画内で Googlebot が言及されている瞬間を提示します。

Search in video

僕は、文字起こし機能でテキストを表示させたうえで、ブラウザのテキスト検索機能を使って目的の場所を探していました。
そんなことをしなくても Search in video を利用すれば、動画内の特定の場面を見つけやすくなります。

Google の音声認識はかなり洗練されてるので、Search in video の実装は技術的にはそんなに難しくないのではないかと想像します。
実際に、自動文字起こし機能を YouTube は備えています。
日本語でも利用できるようになるといいです。