Search Consoleのパフォーマンス レポートで正規表現が使えるようになるかも

[レベル: 上級]

Search Console の検索パフォーマンスおよび Discover パフォーマンスのレポートで正規表現によるフィルタを使えるようになりそうです。

ヘルプ記事に「正規表現フィルタ」のセクションが追加されていました。

パフォーマンス レポートを正規表現でフィルタ

日本語のヘルプページには次のようなセクションが追加されました。

正規表現フィルタ

正規表現フィルタ

[カスタム(正規表現)] フィルタを選択すると、選択したアイテムの正規表現(ワイルドカード一致)でフィルタできます。ページ URL とユーザークエリに正規表現フィルタを使用できます。正規表現には RE2 構文が使用されます。

デフォルトの一致は「部分一致」です。つまり、文字列の先頭に一致する ^ または文字列の末尾に一致する $ を使用する場合を除き、正規表現はターゲット文字列のどこにでも一致します。
デフォルトの一致では大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字を区別しない場合は、正規表現文字列の先頭に「(?i)」を指定します。例: (?i)https
無効な正規表現構文は、一致する結果を返しません。
正規表現一致の使用には注意が必要であるため、ライブテスト ツールで試してください。また、RE2 構文ガイドをすべてお読みください。

  • デフォルトの一致は「部分一致」です。つまり、文字列の先頭に一致する ^ または文字列の末尾に一致する $ を使用する場合を除き、正規表現はターゲット文字列のどこにでも一致します。
  • デフォルトの一致では大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字を区別しない場合は、正規表現文字列の先頭に「(?i)」を指定します。例: (?i)https
  • 無効な正規表現構文は、一致する結果を返しません。
  • 正規表現一致の使用には注意が必要であるため、ライブテスト ツールで試してください。また、RE2 構文ガイドをすべてお読みください。

オリジナルの英語ページにも当然のことながら追加されていました。

Regular expression filter

ところが、すぐに削除

検索パフォーマンスのレポートで正規表現が使える! と喜んだのもつかの間、ヘルプからはすぐに削除されてしまいました。
この記事を公開している時点では掲載されていません。(昨日 1 日間しか掲載されていなかったと思われる)。

理由はわかりません。

正規表現フィルタが使えるとヘルプで知って Search Console ですぐに試そうとしたものの、実装されていませんでした。
ヘルプが先に更新してあとは実装待ちかと楽しみにしていたのに、拍子抜けです。

正規表現が使えると、自由自在に絞り込みできます。
現在は、「含む・含まない・正確な」の 3 タイプでしかフィルタできません。
正規表現はもっとずっと柔軟に条件を指定可能です。

正規表現を使える人にとっては非常に使い勝手が良くなります。
要望が多かったはずの機能改善でもあります。

近いうちに実装されることを期待します。