[レベル: 上級]
テキスト フラグメントが付いた URL を、Search Console の検索パフォーマンスがレポートするようになっています。
テキスト フラグメントは #:~:text=
が付いた URL で、ページ内の特定のテキストの場所をダイレクトに表示する機能です。
ユーザーは該当箇所までスクロールする必要がありません。
Chrome 81 から実装されました。
テキスト フラグメント付き URL は、ユーザーが作成することもできるし、強調スニペットにも使われています。
検索パフォーマンスがレポートするテキスト フラグメント付き URL は強調スニペットでの表示と思われます。
検索パフォーマンス レポートのテキスト フラグメント URL
検索パフォーマンスがレポートするテキスト フラグメント付き URL のデータです。
ページの URL 部分を拡大します。
フィルタで「text」を含む URL で絞り込むと見つけやすくなります。
8 月 19 日からレポートが始まったようです。
強調スニペットの状況の分析に役立つかも
テキスト フラグメント付き URL が検索結果で適用されるのは強調スニペットです(ほかのパターンってありますか?)。
検索パフォーマンス レポートでテキスト フラグメント付き URL を見つけ出し、そのページが表示されるクエリを調べれば強調スニペットの分析に役立ちそうです。
テキスト フラグメント付き URL のクエリで検索するとたしかに強調スニペットが出ていました。
強調スニペットからそのページにアクセスすると、テキスト フラグメントで指定された部分がハイライト強調されていました。
テキスト フラグメント付き URL が検索パフォーマンスにレポートされていないかどうかをあなたもチェックしてみてください。
強調スニペットに採用されているページが見つかるかもしれません。
【UPDATE (2020/08/30】
テキスト フラグメント 付きの URL は 8/26 以降はレポートに出てこなくなりました。
テストだったのかそれとも不具合だったのかは不明です。
[H/T] Glenn Gabe