このブログを読んでいる人で、「Long Tail Keyword(ロングテール・キーワード)」という言葉を知らない人は、よもやいないと思います。
ロングテール・キーワードでのアクセスは、バカにできません。
この海外SEO情報ブログも例外ではなく、検索エンジンからのオーガニックサーチの9割以上は、1月に1桁のアクセスしかないキーワードです。
まさしく、「塵も積もれば山となる」です。
特定のキーワードで上位表示を目指しているわけではないので(「海外SEO」は目指してます w)、ロングテール・キーワードでのアクセスは貴重です。
では、ロングテール・キーワードのSEO対策にはどのような手段があるのでしょう。
僕のお気に入りのSEOサイトのひとつ、High Rankingsで、アドミニストレータのJill Whalen女史が、読者から寄せられたロングテール・キーワードの最適化についての質問に対して回答した記事があります。
⇒ Optimizing Articles for Long-tail Keywords
彼女の回答は、
you don’t really have to optimize for them at all
“最適化のために何かする必要はまったくありません”
(爆)!
肩透かしを食らうような回答ですが、続きを読むともっともなことが書かれています。
英語の読める人は原文を読んでいただくとして、ここでは要点をまとめます。
あるロングテール・キーワードでアクセスが来ているということは、もうそれで十分と言うことですよね。
最初からアクセスを意識して記事を書かなくても、検索結果に表示されるのがロングテールです。
そして、ロングテールの特徴として、非常に数が少ないことがあります。
1週間や1カ月に1ケタ台のアクセスを増やすのに労力を費やすのは、見合っているでしょうか?
自然な形でロングテール・キーワードが数回、極端に言えば1回、含まれていれば事足ります。
それよりも、他のロングテール・キーワードでアクセスが来るように心がけた方が賢明です。
ここで、ロングテール・キーワードを探すのにキーワードアドバイスツールなんていうのは使ってはいけません。
予期せぬキーワードで、アクセスが来るのもロングテールの面白いところです。
たとえば、このブログにはこんなキーワードでアクセスがありました。
「goo ブックマークボタン 設置」
「海外IT 求人」
確かに、こんなキーワードが含まれた記事を過去に書きました。
でも、記事内容とはまったく関係ありません。
訪問者さん、お役に立てなくてゴメンヨ。(笑)
話を戻して、ロングテール・キーワードでのアクセスを拾うには、とにかくコンテンツの量を増やすことです。
どうしても狙いたいと思うなら、タイトルくらいには入れてもいいでしょうが、特別意識することなく自然な形で、記事を書き続けるのが最善です。