[レベル:全員]
Google+に参加している場合、ウェブページに設置した+1ボタンを押したときにそのページを直接Google+へ投稿できるようになりました。
+1ボタンをクリックすると、「Google+で 共有」というメッセージが表示されます。
このメッセージをクリックすると、共有したいサークルを指定してGoogle+にそのままそのページを共有できます。
上のキャプチャの赤枠で囲んだ部分は「+Snippets」(プラス・スニペット)と呼ばれ、Google+に共有したページのタイトル・説明文・画像が自動で挿入されます。
+Snippetsはカスタマイズ可能です。
詳しくはGoogle Webmaster Centaral ブログをご覧ください。
+1ボタンからのGoogle+への共有機能は、数日(または数週間)かけて展開していきます。
すぐに利用したい場合は、 Google+ Platform PreviewというGoogleグループに参加します。
このグループは、Google+の正式公開前の機能を先取りで体験できるグループで、他には例えば、サークル内の友人が+1したことが分かる機能も一般公開前の段階で利用できます。
今までは、+1とGoogle+は(名前が似ているのに)連携していませんでした。
「+1」してもどこかにそれが現れるわけではなく、+1したからどうなるというものではありませんでした。
ですが「+1」することでそこから直接Google+に投稿できれば、自分が気に入ったコンテンツをGoogle+というソーシャルネットワークのなかで仲のいい友だちと簡単に共有できます。
+1ボタンを押すインセンティブになりそうですね。
ツイートボタンやいいね!ボタンにやっと並んだと言えるでしょう。
+1ボタンの利用拡大に繋がることをGoogleはおおいに期待しているはずです。
最後におまけです。
今回の+1ボタンからGoogle+への直接共有を、Google+プロジェクトのディベロッパー、Timothy Jordan(ティモシー・ジョーダン)氏がビデオで紹介しています。
SES San Franciscoでは彼のプレゼンテーションを聴いて、その後に話もしてきました。
彼から聞いた+1ボタンのTIPSを紹介します。
- +1されたページはURL単位で識別してるからURLを正規化しておく。rel=”canonical”を使うといい(+1ボタンのパラメータでも指定できる)。
- カテゴリページに載せてるサイトが多いが、個別やトップなど、検索結果に出る可能性があるページにはすべて設置する。
- Callback関数を使えば、Googleアナリティクス以外のアクセス解析でも+1を計測できる。
- 友だちの+1は現在パーソナライズ検索に影響している。今後は通常の検索結果に影響する可能性もありえる。