[レベル: 上級]
リスト形式のコンテンツのページに対して、そのリストに含まれている項目を表示するスニペットをモバイル検索で Google は導入しています。
“List includes” でリスト内容を表示
こちらは [sightseeing in seattle](シアトル観光)のクエリの検索結果です。
“List includes” という見出しで、シアトルの観光スポットがリストアップされています。
こちらは [dangerous sea creatures](危険な海中生物)のクエリの検索結果です。
“List includes” という見出しで、海に住んでいる危険な生き物がリストアップされています。
Lists includes スニペットにリスト項目が表示されているページにはそのリスト項目を見出しにしたコンテンツが書かれています。
スペースニードルやシアトル センター モノレールなどシアトルの観光スポットを紹介しています。
ミノカサゴやホオジロザメなど、海にいる危ない生き物を紹介しています。
h タグでリストを認識
h タグによって、リストの項目であることを Google は認識しているようです。
List includes のスニペットが表示されるページは、h タグで各項目をマークアップしています。
h タグのレベルは問わないようです。h1
でも h2
でも h3
でも適用されていました。
ランキング要因の観点では、目に見えるような影響力を h タグは今は持っていません。
それでも、文章の構造を伝えるセマンティックという観点では、h タグを Google は現在も上手に利用していることが伺えます。
リストに含まれる項目が整然と並んでいるので通常の説明文のスニペットよりも List includes スニペットはユーザーにはわかりやすいように思います。
クリック率が上がるかもしれません
ただ残念ながら、米 Google (google.com) のモバイル検索でしか見ることができません(日本の Google 検索でも見つけたら教えてください)。
いずれにしても、見出しタグはきちんと構成しておくとよさそうです。