[レベル: 中級]
新バージョンの Search Console でも構造化データのレポートは提供が続くだろうとのことです。
ただし形式は変わる可能性があります。
英語版オフィスアワーで Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)はこのようにコメントしました。
新 SC ではリッチリザルトステータスレポートのみ利用可
旧バージョンの Search Console で提供されていたリッチカード レポートは、新バージョンの Search Console ではリッチリザルト ステータス レポートとして生まれ変わりました。
現在は、次の 5 つのリッチリザルトをサポートしています。
- 求人情報
- レシピ
- イベント
- Q&A ページ
- 商品
サポートするリッチリザルトは今後も増えていくと予想されます。
一方、旧 Search Console には、リッチリザルトとして用いられていない構造化データをレポートする機能も提供されていました。
検出された構造化データがすべてレポートされます。
しかしこのレポートは 3 月 28 日の廃止が決まっています。
新 Search Console でも同等のレポートが提供されるかどうかは不明です。
Google が検出したすべての構造化データを確認できるのは上級者にとっては利用価値があるように思います。
ですが、エラーが発生していると構造化データのことをよく知らない人は困惑しがちです。
構造化データ自体の技術的なエラーは、インデックスやランキングには影響しません。
リッチリザルトの対象ではなくなるだけです。
旧 SC の構造化データレポートはさほど利用されていなかった機能のようにも推測します。
ミューラー氏が言う「形を変えて」というのは、すでに提供済みのリッチリザルトのみに絞ったレポートを指すのか、それとも今後追加されるかもしれない構造化データ全般のレポートにも含みを持たせているのかどちらなのでしょう?