12月9日にパシフィコ横浜で開催されたGoogle for Mobileで参加したモバイル検索に関わるセッションをでレポートする。セッションスピーカーは、先週の「Duncan と Eriko のなんでも相談室 – App Indexing 編 –」に登場したDuncun Wright(ダンカン・ライト)氏。モバイルユーザーの検索体験を向上させエンゲージメントを高めるための3つの最新技術、「App Indexing」と「Service Worker」、「AMP」について話した。
App Indexing
App Indexingに関するどんな疑問にもGoogleが答えてくれた(ただしランキング関係は除くw)
1週間前に紹介したように、Google JapanのDuncanさんとErikoさんによる、App IndexingをトピックにしたオンラインQ&Aが昨日実施された。たくさん質問したのでその回答をまとめる。
#ask_appindexing_jp のハッシュタグを付けてつぶやくとApp Indexingの疑問にGoogleがその場で答えてくれる
12月10日(木)の10時から17時の間、Google JapanのDuncanさんとErikoさんが、App Indexing に関する質問や疑問にその場で答えてくれる。#ask_appindexing_jp のハッシュタグ付きで Google+やTwitterに投稿するだけ。App Indexingでわからないことや知りたいことがあれば聞いてみよう。
GoogleのApp Indexing APIがSEOに与える影響
「Now on Tapの日本語公開」や「アプリだけのApp Indexing」に象徴されるように、Google検索でのApp Indexingの存在感が増しつつある。App Indexingの重要性に気付き始めているはず。それ以上に、App Indexingで利用できる App Indexing API も重要な要素になりそうだ。
Google、アプリだけのApp Indexingを試験公開。インストールしていなくてもコンテンツを利用できるストリーミング機能付き
アプリだけのApp Indexingの試験運用を開始したことをGoogleはアナウンスした。まずは9つのアプリで、英語の検索結果だけで提供。アプリをインストールしていなくても、そのアプリのコンテンツを利用できるストリーミング機能も同時にテストを始めた。
スマホユーザーの検索行動を変えるか? Now on Tapが日本語でも利用可能に
Googleは、日本語でのNow on Tapの提供を開始した。英語に続く2つ目の言語。Now on Tapはスマートフォンユーザーの検索行動を変える可能性を持つ注目の技術。
iOS 9のSafariでApp Indexingの提供が始まる
OS 9のSafariでApp Indexingの提供が始まっている。iOS 9では、GoogleアプリとChromeに加えてSafariでも10月終わり頃からApp Indexingを利用できるようするとGoogleは予定していた。ただし、Android版のApp Indexingとは異なり、端末にインストールしてあるアプリだけに適用される。
Googleがインデックスしたアプリコンテンツは1000億、モバイル検索の40%がApp Indexingを表示
Googleがモバイル検索で提供しているApp Indexingは、急速に、確実に普及している。Googleは現在、1,000億のアプリコンテンツをインデックスし、40%の検索結果がディープリンクを返すとのこと。さらにNow on Tapの公開もあり、App Indexingが適用される場面が今後さらに増えていきそうだ。
GoogleのApp IndexingがiOS 9に対応、Safariのモバイル検索結果からでもアプリを直接開けるように
GoogleのApp Indexingが、iOS 9に対応した。iOS 9をインストールしたデバイスであれば、GoogleアプリやChromeやだけでなく、SafariからでもApp Indexingを利用できるようになる。実際にモバイル検索結果でアプリコンテンツを見ることができるようになるのは、10月の終わりとのこと。
モバイル検索のランキング要因にApp Indexing APIをGoogleが追加
App Indexing APIがまもなく、モバイル検索のランキング要因になる。米ニューヨークで開催されているSMX East 2015でGoogleのマリヤ・モエヴァ氏が明らかにした。App Indexingはすでにランキング要因になってるが、これ加えて、App Indexing APIの実装もランキング要因に組み込まれるということになる。