[レベル: 上級]
Google Lens(グーグル レンズ)に3つの新しい機能が追加されました。
Google I/O 2018 の基調講演で発表があった機能になります。
Google Lens は Google アシスタントとGoogle フォトに搭載されている機能で、被写体に関する情報を調べたり関連するアクションを起こしたりすることができます。
3つの新機能
追加されたのは次の3つの機能です。
- Real-time results(リアルタイム結果)
- Smart text selection(スマート テキスト選択)
- Style matching(スタイル マッチング)
Real-time results
Real-time results(リアルタイム結果)は文字どおり、カメラに物体を写しながら被写体の情報を調べることができます。
以前の Google Lens は被写体にピントを合わせていったん写真を撮る必要がありました。
たとえば、カメラに写った映像を見ながらバーコードをタップすると、その製品の情報を Google アシスタントが表示してくれます。
Smart text selection
Smart text selection(スマート テキスト選択)は、画像内の文字を文字として認識して選択できる機能です。
こちらは薬の箱に書かれている「鼻づまり」を選択して翻訳させたところです。
写真の中の文字を選択できるのは便利そうです。
Style matching
Style matching(スタイル マッチング)は被写体とよく似たアイテムを探すことができる機能です。
たとえば洋服や家電製品があって、同じものが欲しいと思ったときは Google Lens にそれを見せるだけで探してもらえます。
似たようなアイテムを……探して……もらえます。😥
見つかればそのまま購入もできます。
EC サイトはここからのコンバージョンがあったら嬉しいですね。
僕たちの SEO に直接関わってくるニュースではありませんが、”ビジュアル検索“の進化ということで紹介しました。
Google アシスタントでの Google Lens は言語を英語に設定した Android デバイスで利用できます。
Google フォト内であれば日本語でも利用できますが、ここで紹介した機能は使えません。
[H/T] Google